庭の冬囲いをした。
おじさんの山小屋の庭には、去年買ったブルーベリーの苗2本と、ブラックベリーが1本植えられている。
実はこの庭には春から夏にかかて百花繚乱の盛りを迎える。
ハマナスやスグリ、名前は知らない花などが6月ころから一斉に咲きだす。
先代の仙人さん夫婦が植えたものだ。
今は薪の乾燥台の裏側になってしまっているが、グズベリーなども実をつける。
スグリの実は毎年ジャムにしている。
おじさんの時代になってからは、ブルーベリー、ブラックベリーのほか、梅とサクランボも植えた。
ブルーベリーの苗は案外値段が高い。
1メートルほどの苗で2000円くらいもする。
おじさんは去年、直売所で400円の小型の苗を見つけて2本買った。
1500メートルの高地でも育つと聞き、ブルーベリーの好む、酸性土壌にして育てた。
1年たつがほとんど大きくなっていないのが残念だがしょうがない。
小さいままだと、雪に押しつぶされたり、枝が凍ったりするのが心配で、今年も雪囲いをした。
小枝を支柱にし、荒縄で囲んだ。
地面にはもみ殻を撒いた。
ブルーベリーよ来春また会おう。