干しもの三題

秋は保存食を加工する季節です。

例年ながら、切り干し大根、干芋、芋がらを作ってみました。

切り干し大根は大根を短冊に切って干すだけです。
切ってザルに広げ、日中は日光に当て、夜間はストーブのそばで乾かします。

乾いてきたら材料を裏返しにするなどして乾燥を促進させます。

カラカラになり、ざるを滑るようになったら完成です。
戻してニンジンや油揚げと一緒に煮ると、大根の風味豊かな切り干し大根の煮物になります。

ほぼ完成した切り干し大根

サツマイモの干芋も作りました。

サツマイモを蒸かすかゆでるかして、皮をむきます。
傷や痛みは皮と一緒に除きます。

熱いうちにスライスしてザルに乗せて乾かします。
スライスの厚さは5ミリから1センチ程度。

少し乾いてくると、素材の糖化の状態がわかってきます。
半透明のあめ色になったら、素材がよく糖化している表れで、ねっとりしたよい干芋になります。
白く粉を吹いたようになれば素材の糖化が進んでいない状態で、売り物でいえばB品の状態となります。
B品でも十分食べれらます。

蒸かしたサツマイモ
皮をむきます
スライスして干します。ときどき裏返します

この干芋、自宅で大評判で「また作ってほしい」と催促されています。
直売所でも巡って地元産のサツマイモを集めて、また作ってみようと思います。

最後は芋がらです。
里芋の茎を干したものです。

里芋収穫後の茎が立派なので持って帰って干してみたところ、自宅で煮て好評とのことでした。
茎の太いところを選び、皮をむき干すだけです。

里芋を収穫し、茎も持って帰ります
皮をむいて干します

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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