秋は保存食を加工する季節です。
例年ながら、切り干し大根、干芋、芋がらを作ってみました。
切り干し大根は大根を短冊に切って干すだけです。
切ってザルに広げ、日中は日光に当て、夜間はストーブのそばで乾かします。
乾いてきたら材料を裏返しにするなどして乾燥を促進させます。
カラカラになり、ざるを滑るようになったら完成です。
戻してニンジンや油揚げと一緒に煮ると、大根の風味豊かな切り干し大根の煮物になります。
サツマイモの干芋も作りました。
サツマイモを蒸かすかゆでるかして、皮をむきます。
傷や痛みは皮と一緒に除きます。
熱いうちにスライスしてザルに乗せて乾かします。
スライスの厚さは5ミリから1センチ程度。
少し乾いてくると、素材の糖化の状態がわかってきます。
半透明のあめ色になったら、素材がよく糖化している表れで、ねっとりしたよい干芋になります。
白く粉を吹いたようになれば素材の糖化が進んでいない状態で、売り物でいえばB品の状態となります。
B品でも十分食べれらます。
この干芋、自宅で大評判で「また作ってほしい」と催促されています。
直売所でも巡って地元産のサツマイモを集めて、また作ってみようと思います。
最後は芋がらです。
里芋の茎を干したものです。
里芋収穫後の茎が立派なので持って帰って干してみたところ、自宅で煮て好評とのことでした。
茎の太いところを選び、皮をむき干すだけです。