信州ソウルフード放浪記VOL,45 小木曽製紛所

県内の蕎麦チェーン・小木曽製紛所へ行ってみました。

県内の外食チェーンといえば”県民の中華食堂”テンホウをはじめ、ハルピンラーメン、蕎麦の草笛などを思い浮かべますが、県民の気風というか、地域限定の地味な印象があります。
対して全国チェーンの丸亀製麺などの麺類チェーンが県内のあちこちに出店しており、盛況な印象です。

この小木曽製紛所は地元出身の元大関力士・御嶽海を起用したテレビコマーシャルが流されていました。
蕎麦をすすった御嶽海が力強くうなずき、「うまいっすよ!」とうなっていました。

諏訪市の郊外店舗が並ぶバイパス沿いの小木曽製紛所へ出かけました。

平日の昼時なので立て込んでいるかな?と思いましたが、並ぶ先行客は一組。
丸亀製麺などと同様に、てんぷらなどをセルフでチョイスし、メインの蕎麦を別途オーダーしてトレーに乗せ、レジで会計するシステムです。
メインのメニューについては口頭だけではなく、あらかじめ札をチョイスします。
それを見たキッチン内のおばさんが「温かけ」などと係の人に伝えて湯がきなどの準備に入ります。

メインのメニューは蕎麦のほかに、カレーやどんぶり類もあります。

山小舎おじさんは、かき揚げと山賊揚げをチョイスし、かけけそば普通盛の札をトレーに乗せました。
天ぷらの、特にから揚げ類が安くないのは理解していますが、それでも全部でせいぜい高くて800円前後のイメージでしたが、会計は1000円ちょと。
昨今の外食事情は東京から遠く離れた信州でも一食千円の時代になったのでしょうか。
そういえば前後に並んだサラリーマンのオーダーを見ても、天ぷらは1品で、むしろ蕎麦の大盛や、カツカレーなどでコスパを得ているような気がしました。

蕎麦、ダシ、天ぷらそれぞれの品質には文句なし

席はそこそこに埋まっています。
ファミリー客などもいて地元に根付いた店だということがわかります。

蕎麦のコシがしっかりしていて満足感はありました。
蕎麦湯がセルフで飲み放題なことも気に入りました。
地元のおばちゃんたちで統一したキッチン、レジの、安心感に満ちたテキパキ感には文句のつけようががありません。

再度訪れたいチェーン店なのですが、次回はオーダー内容に注意して1000円内に納めようと思いました。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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