前の日に収穫したハックルベリーをジャムに加工しました。
この「ハックルベリー」と呼ばれる作物。
正確にはガーデンハックルベリーというものらしい。
ただの「ハックルベリー」はベリー科の植物で生食可能とのことだが、日本で「ハックルベリー」として苗や実を売っている作物は、ナス科の植物で生食不可。
ガーデンハックルベリーと呼ばれている。
山小舎おじさんが収穫した作物は、ガーデンハックルベリーなので、甘味がなくアクが強い。
通常はジャムなどに加工して食する。
まずは茹でこぼしてアクを抜く。
このアクの色がスゴイ。
通常の野菜などではお目にかかれない色のアク。
氷水などにかけるシロップの色としても原色すぎる色!
改めてこの植物の持つアントシアニンの含有量の多さというか、野性味の濃さを感じる。
40%ほどの砂糖で煮てゆく。
皮と細かな種を濾すやり方もあるようだが今回はパス。
皮と種ごと、この作物が持つ野性味を丸ごと生かすことにする。
並行して保存瓶と蓋を熱湯消毒してゆく。
ちょっと緩いかなという段階でジャムは完成。
冷めると固くなるので。
ジャムと瓶が熱いうちに詰める。
瓶と蓋は、煮沸後、清潔な布巾の上で蒸気を飛ばしておく。
瓶に詰めたら、軽く蓋をして再度熱湯につけ、煮沸並びに密閉を行う。
この時、瓶にジャムを詰めすぎないのが大切。
ジャムの糖分で、蓋が瓶にくっついてしまうことを防ぐのだ。
小瓶3つにジャムができました。
ついでにトマトを煮ておきます。
畑で収穫したり、直売所で買ってきたトマトがあります。
ざく切りにして鍋で煮てゆきます。
皮と芯を取り除き、カサが減るまで煮込みます。
冷まして保存袋に移し冷凍します。
トマト料理に重宝します。
トマト缶とは全然違う味です。