今年の猛暑はトマトの栽培には適しているようです。
孫の来襲と、そのあとの自分自身の東京の自宅への帰宅で1週間以上手つかずにしていた畑。
久しぶりに畑を訪れました。
雑草はもとよりジャングルのようになっていますが、それに負けないほどの旺盛な生命力を誇るトマトたちがいました。
雑草の間から、また野放図に伸び切った枝の間から、完熟したトマトの実が落ちんばかりに真っ赤な姿をのぞかせています。
猛暑の日差しの中、除草や、茎の誘導管理を後回しにして、まずは完熟した実、ひび割れた実の収穫を行います。
たちまち籠は一杯になります。
出荷可能なものと、加工用に回すものが同量程度採れました。
籠が重くて運ぶのも一苦労です。
黄色の実が成る品種は玉も大きく、また痛みも少なく、収量がよいようです。
ミニトマトは収穫時期が遅れると次々と実が割れてゆきます。
割れた実を食べながら収穫します。
完熟ミニトマトの野性味あふれる甘さ、コクに暑さも一瞬和らぐようです。
流れる汗でシャツはびっしょりです。
猛暑の影響はほかの野菜に出ています。
ナス、キューリ、ゴーヤなどの収量が例年より落ちています。
初期の水やり不足からなのでしょうか、トウモロコシは丈が伸びないまま実をつけ始め、収量もほとんどありませんでした。
残念。
出荷可能なものは彩に送り、肥大したもの傷んだものは山小舎に持ち帰って利用します。