信州各地の直売所を回っていると、秋の収穫期には珍しいものに出会うことができます。
今回はサルナシという実と出会いました。
サルナシはマタタビ科の植物で、キウイフルーツとも近い種類とのことです。
クマやサルの大好物で、和名のサルナシも、サルが好むところからついたとのことです。
売りに出ているサルナシは、栽培されているもののようです。
軽トラ旅のついでに寄った築北村の直売所にあったので買って帰りました。
ネットで調べると、ジャムに加工できるとのことです。
そのまま水洗いします。
ヘタとおしりをカットします。
手でつぶれるくらい熟したものは外しておきます(ジャムには使えるかもしれませんが、念のため)。
実の緑が鮮やかです。
ネットではミキサーにかけてから煮込んでいました。
実を半分にカットしようかとも考えました。
がそのまま鍋に入れ、砂糖をまぶしてしばらく置きました。
水分が出てきたので煮始めます。
ところがなかなか皮が煮崩れません。
コンポートや実を残しての砂糖煮にはいいのかもしれません。
ジャムにしたいので、スマッシャーで潰してみました。
ジャムらしくなってきたので、火を止めます。
ひとパック分のサルナシで、保存瓶の小瓶ほどのジャムもできませんでした。
味見すると鮮烈な酸味が。野生の味です。