夏野菜の苗定植の追い込みです。
購入してあった苗は、トマトの幼苗数本を除いて定植を終えました。
トマト、ナス、キューリなど「売れ筋」の代表的なもののほか、夕顔、ハックルベリー、食用ほおずき、なども植えつけを終わりました。
畝は、「ガッテン農法」の教え通り、去年のうちに、耕盤層を砕き、ススキや落ち葉、燻炭、ぬかなどを入れた上に土を戻して作ったものです。
元肥には一部の畝に「発酵腐葉土」を入れました。
「発酵腐葉土」とは、腐葉土に糠、燻炭、油粕などを混ぜて発酵させたもの。
畝にはマルチをかけました。
苗の植付時・後に潅水はしません。
追肥はトウモロコシなどを除き、なしの予定です。
土中の環境を最善化することを目指す農法です。
肥料で育てないので、野菜の樹は大きくならないのですが味が良く仕上がるとのこと。
楽しみです。
さて5月初旬から順次ポットに蒔いた種が発芽してきました。
標高1300メートルの山小舎での「芽出し」。
「ガッテン農法」の教科書通りの手順で行いました。
ポットに使う培養土は、先ほどの「発酵腐葉土」と畑の土を混ぜて寝かせたうえで使うようですが、今年は間に合わず、主に売っている培養土を使いました。
培養土をポットに詰めて保温し「慣らして」おきます。
種を蒔いた後は鎮圧し、水をたっぷりかけます。
ポットごと新聞紙で包み、ビニール袋に入れてプラスチックケースの中で発芽まで保存します。
この手順は前のブログに書きましたっけ?
その結果の発表です。
種まき後10日後くらいでしょうか。
先に発芽していたケール(低温に強いので発芽が早かったものと思われます)に次いで、トウモロコシ、インゲン、枝豆の発芽が確認できました!
この「芽出し」という行程。
種のせいか、土のせいか、温度のせいか、とにかく難しいのです。
今までは種を蒔いたら全部「成り行き」任せ、で結果に一喜一憂していました。
小豆、トウモロコシ、インゲンなどうまく「芽出し」ができた例もありました。
が、かぼちゃ、落花生、枝豆など、ほとんど芽が出ないこともありました。
これからは「ガッテン農法」を基本に工夫して「芽出し」に臨みたいと思います。
芽が出た後は、ポットを水につける形で水やりをします。
これも前のブログで書きましたっけ?
芽が出ている苗を定植して、これから苗が出るサツマイモの植付をして、春の作付けが一段落です。
もう一息です。