ご近所立寄り湯めぐりVOL.6 下諏訪温泉郷・菅野温泉

下諏訪温泉郷といっても、そこは豪勢な温泉ホテルが立ち並ぶいわゆる温泉街があるわけではありません。
民家の中に立ち寄り湯(外湯)が点在するような場所です。下諏訪はなんといっても諏訪大社下社の町です。
そこに古くから温泉も出ていたわけです。

国道20号線沿いにある矢木温泉、街中に分け入った場所にある新湯、旧中山道宿場に近い旦過の湯などの立寄り湯があり、地元の人や観光客に親しまれています。

今日は菅野温泉という立寄り湯に寄ってみました。

国道20号線の交差点です。
直進すると諏訪大社下社秋宮、右折すると上諏訪方面(東京方面)。

左側の八十二銀行が目印です。

交差点を左折するとぐっと落ち着いた(さびれた)雰囲気の通りとなります。

右側に菅野温泉の入口がありますが、看板もなく、一度来た人でないとわかりずらいです。

ここが温泉への通路です。
表の入口は反対側にあるのでしょう。

細い道を入るとやっと菅野温泉の案内板が。

そこから一気に菅野ワールドの世界です。

トンネルのような路地の入口に大きな暖簾がかかっています。

暖簾をくぐると薄暗い路地が続いています。
昔の路地裏のスナック街のようです。
そこには地元の人が通う1軒の銭湯がありました。

菅野温泉。
入浴料240円です。
あれ?つい最近まで230円だったような?気のせいかな?

ちなみに、浴場に無料のロッカーはありますが、石鹸、シャンプーはありません。
一度、うちのかみさんと来た時、石鹸、シャンプーを忘れてきたことがありました。
なんとその時に、番台のおばあさんが自分用のシャンプーを貸してくれたということで、かみさんが感激していましたっけ。

夏場は高めの湯温が気になりますが、冬場は体が芯から温まります。
やはり下諏訪温泉です。

広めのロビー(番台脇のスペース)と広めの脱所。
昔ながらの体重計も現役でした(66キロでした)。
おじさんはこういう銭湯に安心します。

これからも国道20号線の岡谷、塩尻方面からの帰りに寄りたいと思います。

駐車場はありませんので、歩いて5分の観光用無料駐車場を利用するとよいでしょう。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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