令和6年2月のある日、東京に雪が降りました。
天気予報は2,3日前から雪の予報でした。
台風や梅雨の季節には強めの予報がお約束の天気予報ですので、話半分に聞いていましたが。
降りました。
前日昼間から降りはじめ、翌朝にはあたりが真っ白になりました。
東京は雪が積もらないことを前提に運営されている街なので、雪が積もると道路、鉄道、歩道が機能ストップします。
路面が圧雪状態になると交通がストップし、チェーンを巻いたバス以外は車の走行がなくなるのはもちろん、ちょっとした降雪でも自家用車は恐る恐る徐行します。
東京の自家用車は、スタッドレスタイヤなどは用意しないのが普通です。
自宅の今年93歳のおばあさん(義母)は毎日デイサービスに通っており、迎えのワンボックスが来ます。
デイサービスのショック員さんに聞くと、この日は車が帰着してから職員総出でチェーンを装着し、翌日は道路状況を見て外したりと大騒ぎだったそうです。
日差しが強い関東の冬は、降雪時でもバス通りなどは日中、路面が乾いたりもします。
東京の雪は積もってもべちゃべちゃのシャーベット状です。
夏靴で歩くと溶けた雪が浸み込みます。
グラウンドや公園には雪が積もっています、雪が積もった広場は子供の大好物です。
雪を見ると雪玉を作って投げたくなったり、雪だるまを作りたくなるのは人間の本性なのでしょうか。