裏山に上ってきた

山小舎の背後には国有林の山がそびえています。
9月の末日、裏山を登ってきました。

登山口?から林道を越えてトレイルへ

別荘地の道路から登山口を伝って裏山ハイキングの開始です。
この道、ほとんど通る人はありません。
獣道のような登山道を登ってゆくと林道に出ます。

登山口?けものみち?からゴー
国有林の間から山小舎が見える
林道に出る

林道を横断して、さらに踏み固められた道をもぼってゆくと、斜面を削った道に出ます。
その道をたどって山を巻いてゆくと尾根に出ます。
大門峠から続く尾根です。

林道を渡って再び登り口へ
斜面を削った道をたどってゆく
尾根に出る

尾根は、防火帯のように草木が削られ、砂利が敷かれた道が続いています。
長門牧場から霧ケ峰方面につづく尾根伝いの道で、分水嶺トレイルと呼ばれ、毎年初夏にトレイルランが行われる道です。

山小舎からここまでの所要時間は小1時間でしょうか。
ちなみに、山小舎前任者の「仙人さん」は、健脚にものを言わせて『白樺湖までの所要時間:25分』と書き残されていましたが。

山小舎おじさんではとても無理。
白樺湖まで下る時間を含めると優に倍以上の所要時間がかかりましょう。

尾根は分水嶺トレイルと呼ばれる
尾根沿いにあった標識

分水嶺から白樺湖を望む

遮ることのない景色を分水嶺から楽しみます。
目を北に向ければ蓼科山、東の眼下には白樺湖が浮かびます。
あたりは一面の薄の原っぱです。

分水嶺トレイルから見た蓼科山
大門峠方面へと続く分水嶺
眼下には白樺湖が望める

折角なので、尾根から白樺湖畔へ下りることにします。
大門峠から続くビーナスラインに出ます。
車山高原を経て、霧ヶ峰、美しが原へ続く観光ルートです。

分水嶺から白樺湖畔へ下りる途中のビーナスライン

更に下ってゆくと白樺湖畔の大門街道に出ます。
平日のこともあり、ハイカー、登山者などの歩行者には一人も出合いません。

湖畔へ下りて大門街道を渡る

白樺湖畔をゆっくり

白樺湖畔の西側でゆっくりします。
土産物屋が2軒ほどと、食堂が1,2軒、宿屋が2.3軒営業している湖の西岸です。

湖畔ではスワンボートが営業中
湖畔の釣り人

夏の間はともかく、紅葉にはまだ早い9月末の平日は人気も少ない白樺湖畔です。

土産物屋前のアルパカの人形
かつては湖畔を馬車が引かれていたのか
西岸の土産物屋は軒並み閉店している

一休みした後、やってきたルートをたどって山小屋まで戻りました。
気持ちのいい初秋のハイキングでした。

付録・裏山ルートで見たもの

植物とキノコ

?タケ
ベニテングダケと思われる
トリカブトの花が咲く
マムシグサ

動物の足跡

鹿の寝床と思われる
鹿が食べた木の皮
動物がひっかいた跡。熊か?
動物の骨。鹿のあごの一部か?

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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