直売所へゴー!

田舎では何を差し置いても直売所へゴーだ!

その土地らしさを求めた時、どこへ行く?
街へ出てシャッター街を歩くか?
城下町の路地を覗くか?
人気(ひとけ)を求めて駅ビルへ闖入するか?

それもいいだろう。
だが、田舎が等身大の活気を見せる場所はどこか?
地域の社交場にして生産物の晴れ舞台はどこにある?
それは直売所なのだ!

国交省管轄の道の駅というところもある。
残念ながらそこは地元にとってよそ行きの場所。
土産品をかき集めて、標準語で接客するイメージ。

道の駅に準ずる大掛かりな直売所もある。
ここら辺では、たてしな自由農園など。
物資は豊富だが、品ぞろえ優先で、県外の野菜も多い。加工品など油断すると輸入品を買ってしまう。贈答用の桃や、ブドウなどを買うにはいいけどね。

おじさんのお気に入りは、農産物直売加工センター・あさつゆ。
上田市丸子にある。
野菜は全品地元産。季節外れの野菜はない。今だとリンゴが幅を利かせている。
トウガラシなど、はおじさんが作ったほうがモノが良かったりすることもある。が、そのほかは近隣のプロ農家が作った美品。しかも安い。
夏のキューリ、なすなどは一袋100円から200円。

ジャム用の桃、洋ナシ、リンゴはここで買う。
漬物用のキューリやナスもここ。
今日は秋映というリンゴを5個入り400円で購入。
おじさんの畑にない長ネギは3本で120円。

食事もできる。
地元のおばさんが作る手打ちうどんは、ほとんど家庭料理。つゆまで完食する。
松茸や朝鮮人参、日本はちみつなども売っているが、あくまでも地元産だ。

地元の人がひっきりなしに集まってくる。
ここはいい。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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