4月10日の関東甲信越の大寒波の影響で長野地方には雪が降りました。
標高1400メートルの山小屋おじさんの周辺は真冬に逆もどり。
畑がどうなっているか心配で見に行きました。
畑は山小屋から30分ほど下った、中山道の宿場があった長久保という集落にあります。
集落周辺とはいえ、畑の標高は600メートルほどあります。木曽ならずとも「長野はすべて山の中であった」なのです。
心配が的中しました。
畑の写真です。
キャベツと長ネギの苗はほとんど雪に埋もれています。
玉ねぎの葉先がかろうじて雪からのぞいています。
まあ、玉ねぎとニンニクは冬を越していますからこの雪でも大丈夫でしょう。
心配なのは植えたばかりのキャベツと長ネギの苗。
特にキャベツは心配です。
根は土に保温され、生き残るとしても、葉先が凍ったとすると、回復には相当な時間がかかるか、あるいは収穫が期待できなくなる可能性があります。
キャベツの生命力に期待するしかありません。
長野は、自然は、ワイルドです(あたりまえか)。
住めば住むほど、人知の及ばぬ自然の畏しさを感じます。