毎年、初夏になると煙突掃除をします。
7月に入っても肌寒い日などはストーブを焚いています。
暖房の必要性、というより、湿気を排除し室内を乾燥させるためや、お湯を沸かしたり、料理(カレー、豚汁など)、食品加工(ジャムなど、瓶の煮沸も)のためでもあります。
多すぎる薪の消費のためも。
煙突掃除を開始します。
まずストーブ内の灰を取り除きます。
ストーブに灰は必要なのですが、多すぎると掃除のときに煙突から落ちてくるススの邪魔になるので、余分の灰を先にとっておくのです。
次に2階へ行って、煙突の蓋を2か所開けます。
蓋は、1か所が室内にあり、もう一か所は屋根の上に突き出た形であります。
高所恐怖症の山小舎おじさんは毎年冷や汗を流しての作業です。
煙突の蓋が空いたら、室内から煙突掃除用のブラシを入れます。
柄の長さを2メートルくらいにしてブラシを入れると煙突の水平部分にたまったススを取り除くことができます。ススはストーブの中と、屋根の上に分かれて落ちてゆきます。
改めてストーブの中からススを掬って回収します。
屋根の上には煙突の蓋から落ちてくるススを受けるべくバケツを置いておきますが、飛び散ったススが散乱します。
屋根に置いたバケツを回収するとともに、飛び散ったススを水を流して屋根から流します。
煙突の蓋を2か所閉めて作業終了です。