早春の信州へVOL2 パワースポットを巡る旅

山小舎おじさんは、4月の山小舎暮らしシーズンインを前に、山小舎開きを行ってきました。
ついでに早春の信州パワースポットを訪ねてきました。

分杭峠で磁場ゼロ体験

長野の県南に位置する伊那市。
諏訪湖に端を発する天竜川に沿った町です。
その伊那市の南東端、大鹿村との境に、分杭峠があります。

分杭峠は中央構造体に位置し、地場がゼロの場所だそうです。
磁場がゼロとは、磁石が方角を示さない場所です。
パワースポットとして人気の場所と聞き、一度行ってみたいと思ってました。

山小舎から国道152号線を南下し、茅野から2か所ほど峠を越えたところに分杭峠がありました。
シーズン中にはふもとからシャトルバスが出ているという人気の場所だそうです。
訪れた3月中は、シャトルバスの運行もなく、パワーを浴びるために休憩所が設置されている場所は閉鎖されていました。

この時期、人っ子一人、通行車両1台もない峠でした。
パワースポットかどうかはともかく、自然の力が支配した清冽な気配は十分感じることのできる場所でした。
途中の自販機で買い求めたミネラルウオーターを、パワー充電の地場ゼロ水として東京の自宅へのお土産としました。

お昼ご飯は峠から伊那市に降りて、たけだという有名店でソースカツどんを食べました。
おじさんは2回目ですが相変わらずのうまさでした。

聖地・戸隠神社へ。帰りは小布施でモンブランケーキ

翌日は懲りずに県北のパワースポットを訪ねました。
戸隠神社です。

山小舎から長野市方面を目指します。
長野市内から急坂を上り、戸隠方面へ。
有名な観光地なのにアクセス道路の斜面のきつさと道の狭さに身を引き締めます。
長野らしいワイルドさが早くもあふれています。

訪れた戸隠神社は広い範囲に社が分置されています。
それ以上に、道端の残雪が隠しようもなく、夏装備の行く手を阻みます。

戸隠神社の奥社に狙いを絞り、駐車場に車を止めます。
冬期間は社が閉鎖されている奥社ですが、それにしては参拝客が引きも切りません。
登山靴にストック姿の完全装備の参拝客もいます。

鳥居から社まで2キロあります。
途中の杉並木が清冽な空気を醸し出しています。
いかんせん路面がアイスバーンになっています。
同行したカミさんは社寸前で参拝をあきらめました。
夏靴では雪の急坂に対処できなかったのでした。

おじさんは恐る恐るの参拝。
奥社の社自体はささやかな造りながら、背後の山全体に「ご神体」が感じられる神社でした。

昼食は、奥社から下がった中社近くの蕎麦・うずら屋にしました。
思った以上においしいそばで、活気ある店内と細やかなサービスに大いに満足したのでした。

そのあとは、長野市の北隣の小布施町に寄りました。
栗の産地で有名で、葛飾北斎が逗留して売品を残した町としても名を残しています。

古い町屋が並び、古美術、栗の菓子などを扱っています。名物の栗を洋風にアレンジしたモンブランケーキを食べました。

また、北斎が逗留中に描いた屋台の天井絵も見ました。
迫力がありました。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です