廃材をもらってきた

暖房のシーズンが到来し、山小舎では順調に薪を消費している。

新たな薪割を日々こなしては、乾燥台に積み込んでいるものの、今シーズンの燃料として使える、昨年割った薪の残量は、来春までもつのか?心配になってきた。

そこで、別荘地の解体現場から廃材をもらってきた。

通りかかりの別荘の解体現場

別荘地の道沿いで1軒の解体が行われていた。
道端に、柱や梁が解体されて積み上げられていた。

作業中の業者に聞いてみると、4、5本を除けば持って行っていいとのこと。
解体現場から出る廃棄物の木材、コンクリ、金属、その他は産廃として有料で廃棄される。
持って行ってくれれば、その分、業者としても御の字なのだ。

廃材をもらって軽トラに積む。3往復した

軽トラで3回運んだ。
柱や梁ははすでに乾燥した木材なので、無垢のものであればよい燃料になる。
ただし、釘を抜かなければならないのがネック。

運んで積み上げる。
次の日から釘抜き。
以前、同様に廃材をもらってきたはいいが、あとで釘を抜こうと、まずチェーンソーで廃材を切ったところ、刃が釘をかんでしまって刃が傷んだことがある。
チェーンソーの刃に金属や石は禁物だ。

庭の薪割スペースの隅に積み上げる
釘が飛び出ている。廃材は古釘付きが多い

今回は念入りにくぎ抜きをしてからカット。
それでも何度か軽く刃から火花が散った。
隠れていた釘を噛んだのだ。

くぎ抜きで抜く。古釘は錆びて抜けずらいことも多い
釘を抜いた廃材はチェーンソーでカットする

40から45センチにカットした廃材を軒下に積み上げる。
苦労して運んだ廃材も、カットして積み上げると、おそらく冬ならば2週間持つかどうか?の量がいいところ。
山小舎暮らしは、燃料集めとの闘いでもある。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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