地元パワースポット訪問記VOL.10 ぴんころ地蔵

長野県の東信エリアに佐久市があります。
東に群馬県下仁田町と接する長野県の東端です。

北陸新幹線駅ができてから(佐久平駅)急速に発展しています。
東京への新幹線通勤エリアとのことです。

佐久平の駅前にはスーパーをはじめ、郊外レストランのチェーン店が一通りそろい、首都圏郊外のニュータウン駅前のような様相を呈しています。

県内随一の「ファスト化」した風景でしょうか。
あっ話がそれました。

佐久にある、ぴんころ地蔵に行ってきたのでした。

ぴんころ地蔵とは?

お察しの通り「ぴんぴんころり」から名前をいただいています。
佐久市の野沢地区ある、成田山薬師寺の参道に2003年に建立されたお地蔵さんです。
ぴんぴんころりを願う参拝者の名所になっているそうです。

佐久へ行ったついでに寄ってみました。
いや、ついでではなくて、佐久訪問の主目的でした。
かみさんからも「行って来たら?」と言われていましたので。
それほど県内では有名で、またおじさんの年齢の世代にはヒットするスポットなのです。

ぴんころ地蔵のある佐久市。
面積は広く、西は山小屋おじさんの住む長和町と接し、北は小諸、東は群馬県と接している。
南北に千曲川が貫流し、またJR小海線が走っている。

現在の中心部は新幹線の佐久平駅を中心にしたエリアだが、ほかにも旧中山道の宿場町の岩村田地区、ぴんころ地蔵のある野沢地区、日本に二つしかない五稜郭城のある臼田地区など、それぞれ歴史のある町が点在している。
特産品は米を中心とする農産品のほか、鯉料理が有名。

ぴんころ地蔵がある町

国道254号線から成田山薬師寺への曲がり角。
左ぴんころ地蔵の看板のわきにケヤキの巨木が生えていました。

ケヤキを左折すると地元の商店街。
一見統制がとれて元気そうな商店街ですが、日曜日でも8割がたシャッターが閉まっていました。
地方では例外なく見られる風景です。

参道入り口わきの食堂。
看板に鯉料理とあるのがいいですね!

商店街を外れたところにあるたい焼き屋さんで購入。
たい焼き160円、ドーナツ100円です。
たい焼きはあんこの味つけと皮の厚みがおじさん好みでした。

ぴんころ地蔵へお参り

成田山への参道入り口です。

参道の両側には出店がびっしり!ですが、手相見のおじさん以外、1軒も営業していませんでした!
年末年始と縁日の時以外は店を出していないのかもしれませんが、寂しさを通り越して異様な風景にも見えます。

まず母体の成田山薬師寺へお参り。
地方によくある歴史を感じる立派なお寺です。

ぴんころ地蔵です。
新しいお地蔵さんです。
佐久地方はもともと住民の健康寿命がいこともあり、それにあやかろうと建立されたようです。

ぴんぴんころりと逝けますようにと作法にのっとり頭をなでさせてもらいました。

日曜の午後2時過ぎ。
そろそろ肌寒くなってくる時刻とはいえ、ほかに参拝客は、2,3組。

わびしさが極まる?と思うところが参道あたりには温かさ、明るさが満ちていました。
お寺とお地蔵さんのおかげなのか?
にぎわった歴史が醸し出す場の記憶の重みなのだろうか?

たい焼きをほおばりながら帰途に就きました。
ぴんぴんころりと逝けますように。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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