新型コロナウイルスの影響で、先週金曜日に全国の小中高校の休校が要請されて1週間たちました。
山小屋おじさんの自宅付近には、調布市立の神代中学と上ノ原小学校があります。
おじさんの子供3人が通った学校です。
このあたり、住所的には調布市柴崎で、通称上ノ原地区と呼ばれています。
三鷹市と境を接し、調布で最も高台にある地区で、戦時中は陸軍の通信施設があったところです。
戦後、その跡地が神代中学、上ノ原小学校、都営団地になりました。
合併して調布市になる前は神代村だったところです。
先週金曜日の夕方から、小学校、中学校の校庭から忽然と人気がなくなりました。
それから1週間たった上ノ原小学校の校庭の景色です。
いつもは、午前中の中休みの時間など、子供たちの歓声と生命力があふれんばかりに横溢している校庭の今の姿です。
代わりに子供たちは公園やグラウンドなどで集まって遊んでいます。
近くのグラウンドは日曜日のような賑わいです。
グラウンド脇のスペースもこの通りです。
地域のあちこちには小中学生の時間を持て余したかのような姿も目立ちます。
夏休みなど長期休校の雰囲気とは違います。
夏休みなどは小中学生たちは案外、やることが決まっており、外で時間を持て余してふらふらすることはありません。
コロナ騒ぎの突然の休校は、彼らにとって予定外の休暇で、どうしたらいいのかわからないのでしょう。
かといって図書館やプール、ジムなどは軒並み休業しており、とりあえず小学校低学年は学童保育に、小学校高学年から上は、グラウンドなど屋外に繰り出して時間をつぶすしかないのです。
地域全体がイレギュラーな雰囲気に満たされています。
神代中学の風景です。
いつもは放課後のクラブ活動が盛んな時間帯です。
こんなさみしい校庭風景は正月以来のことです。
以上、調布市上ノ原地区からのレポートでした。