ヤーコンを定植しました

夕方から雨の予報。
苗の定植にはいいタイミングです。
今日はヤーコンの定植をしました。

南米原産のヤーコン。
一見サツマイモ風の外観ですが、シャリシャリとした歯触りで、生でも食べられます。
人間の腸内の善玉菌のえさとなるオリゴ糖がたっぷり含まれており、自宅ではスムージーの材料にもしています。
ヘルシーなうえに栽培しやすい野菜と云われています。

直売所で苗を1本180円で10本買っておきました。
畑にはヤーコン用に畝2列を用意しています。
株間70センチとして、2列あると20本植えられます。
苗はたいてい芽が2本以上出ていますので、根を分けて植えることにしました。

芽1本につき1株で育ち得ることには違いないのですが、育て方に工夫が必要です。
苗ポットから芽が2本出ていても元の種芋は1つですし、根っこも1つです。
それなので根を分けるときに、種芋をカットし、ひげ根を寸断することになります。
苗には大きなダメージです。
本来は定植前に新しい根っこを涵養しなければならないのでしょう。

去年はこのように根を分けて植えた結果、苗が活着せず枯れてしまったことがありました。
が、今年もあきらめずに根の分割に挑戦しました。

対策として、分割した種芋の断面には燻炭をまぶして腐敗を防ぐことと、根の活着を促進させるため、株穴にたっぷり潅水しました。

植えた後も株の上から潅水し、もみ殻を蒸散防止に撒いておきました。
今晩の雨にも期待します。

元肥には、牛糞と糠と化成肥料を混ぜたものを株間に一握り。
マルチはしなくて大丈夫でしょう。

段々畑の一番下の1枚はこれで植付完了です。手前から里芋3列、ショーガ1列、ヤーコン2列、長ネギ1列、ジャガイモ12列です。

その後、別の畑で、夏野菜用の畝を4本立てました。
ホクホクしたいい土になっていました。
畝幅と畝間の幅をたっぷりとりました。
石灰とボカシを入れ、えひめAIをたっぷりかけておきました。
苗の定植直前に再度えひめAIを施し、マルチを張ってから定植する予定です。

帰りにJA上田に寄って、古いパレットを3枚ほどもらってきました。
薪の乾燥台として最適なのです。
JAでは古くなったパレットを業者に卸しているようで、少しの枚数なら分けてくれます。
田舎暮らしは工夫次第、かつ人間関係次第のところがあります。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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