今年もチェーンソーが始動しました。
運ばれてきた雑木の丸太。
手が空き次第、玉切りして、薪割りして、乾燥台に載せておかなければなりません。
草苅バイトがあり、畑が忙しいこの時期、なかなかその時間が採れませんでした。
連日の強烈な夏の日差しに心が折れ、予定の畑仕事に出かけるのを午後過ぎにしようと思っていたある日、少しでも玉切りをしておこうとチェーンソーを始動させました。
チェーンソーの稼働音は案外やかましいので、土日と昼の1時間、早朝夕方はしないようにしており、それ以外の空き時間は貴重だったこともあります。
玉切りのために新しい、ソウチェーン(刃)を用意しており、その試運転のタイミングでもありました。
刃を付け替え、エンジンを始動させます。
今年も変わらぬエンジン音。
頼もしいチェーンソーです。
刃が切れると仕事がはかどります。
はかどると仕事が楽しくなります。
昼休みを挟んで、2クールの玉切りをしました。
オイルと混合燃料満タンを2回分の稼働です。
小規模とはいえ丸太の山での仕事、チェーンソーでの仕事には十分な注意が必要です。
疲れてまでする仕事ではありません。
足元が不如意になりつつある山小舎おじさんではなおさらです。
この日の玉切を終え、滴る汗をぬぐい、長靴にたまったおがくずを払いながら今シーズンの薪仕事の無事を祈りました。