大洗濯大会

孫たちが一週間滞在中に使ったシーツ、布団カバー、枕カバー、タオルケットを洗濯しました。

山小舎の洗濯機は全自動ですが容量が大きくないので、一度に洗えるのは、せいぜいシーツと布団カバーを計2枚、大きめのタオルケットでしたら1枚です。
時間と手間と洗剤がかかります。

夏の名残の日差しが降り注ぐ中、洗濯したシーツ類を干します。
物干しざおのほかにスタンドを二組出して洗濯ものをかけます。

標高1400メートルの紫外線は、洗濯物を乾燥させ殺菌します。
一方で、カンカン照りの日はいいのですが、日差しが弱かったり、夕方にかかったりすると土地の湿気が勝り、カラッとは乾きません。

仕上げは夜の薪ストーブで乾かします。

延べ3日ほどかけて洗濯終了。
これからは敷布団を干して来客用の寝具の手入れ完了となります。

煙突掃除

毎年、初夏になると煙突掃除をします。

7月に入っても肌寒い日などはストーブを焚いています。
暖房の必要性、というより、湿気を排除し室内を乾燥させるためや、お湯を沸かしたり、料理(カレー、豚汁など)、食品加工(ジャムなど、瓶の煮沸も)のためでもあります。
多すぎる薪の消費のためも。

煙突掃除を開始します。
まずストーブ内の灰を取り除きます。
ストーブに灰は必要なのですが、多すぎると掃除のときに煙突から落ちてくるススの邪魔になるので、余分の灰を先にとっておくのです。

煙突掃除の前にストーブの灰を回収

次に2階へ行って、煙突の蓋を2か所開けます。
蓋は、1か所が室内にあり、もう一か所は屋根の上に突き出た形であります。
高所恐怖症の山小舎おじさんは毎年冷や汗を流しての作業です。

2階の室内にある煙突の蓋
外に突き出た煙突の蓋は屋根に下りて開ける

煙突の蓋が空いたら、室内から煙突掃除用のブラシを入れます。
柄の長さを2メートルくらいにしてブラシを入れると煙突の水平部分にたまったススを取り除くことができます。ススはストーブの中と、屋根の上に分かれて落ちてゆきます。

2階の室内からブラシを入れる
外の蓋からススが落ちる

改めてストーブの中からススを掬って回収します。
屋根の上には煙突の蓋から落ちてくるススを受けるべくバケツを置いておきますが、飛び散ったススが散乱します。
屋根に置いたバケツを回収するとともに、飛び散ったススを水を流して屋根から流します。

ストーブの中に落ちたスス

煙突の蓋を2か所閉めて作業終了です。

布団干し

初夏の山小舎。
標高1400メートルの高地に遠慮ない紫外線が降り注ぎます。
この時期の日差しはたっぷりの乾燥力と殺菌力を持っています。

GWに家族と孫一家が使った布団を干しました。

布団だけはたっぷりある山小舎です。
冬でも10組、夏だと20組分は用意できます。
シーツ、布団カバー、タオルケットの洗濯も含め、寝具の管理は、山小舎暮らしのルーテイーンです。

軽トラを移動して荷台を活用。
物干しざおも総動員します。

半日紫外線に当てた布団は、フカフカ、おひさまの匂いになりました。

家具の虫干し

山小舎には先代オーナーからの家具が大量にあります。
ダイニングテーブルとイスもその一つです。

がっしりとした椅子が10脚近く。
硬い木で座席と背もたれが作られ、シート部分には厚めのビニールが張られた重い椅子です。

今までこれらの椅子をきれいにしたことがなかったので、ある晴天の日に掃除することにしました。..

背もたれに刻まれている木彫。
埃が20年分たまっているその溝を雑巾とブラシで拭います。
ついで脚からシート部分まで雑巾で拭きます。
そのまま外に出して高地の強烈な紫外線に全体を当てて消毒します。

ついでにシートに乗せていたクッションを分解し、カバーを洗濯、中身を天日干しします。

クッションカバーを洗って干す
クッションの中味を天日干し

今シーズンの来客用に、椅子をきれいにしました。

土台かさ上げで DIY!

令和5年のDIYはじめは、去年からの懸案の出部屋の土台かさ上げです。

山小舎の土台は、居間などに当たる古民家部分はコンクリートを厚く打ったしっかりしたものです。
一方、出部屋、玄関、外物置は新たにあつらえた造作であり、土台も古民家部分の土台とは別物です。

出部屋の土台は、ホームセンターで売っているコンクリート製のポットを地下に数個置いただけのものです。
リフォームの時、その出部屋と玄関に重いサッシを入れました。
また、出部屋は本と、工具などの置き場所にしています。

部屋自体が重くなってきて土台がたわんできたのか、去年あたりから出部屋のサッシのし閉まりが悪くなってきて、鍵を閉めるのが大変になってきました。

去年、管理事務所のバイト仲間に手伝ってもらい、出部屋のポット式土台のかさ上げをし、サッシの閉まりが改善されましたが、あと2か所ほど土台の追加が必要だと思いました。

冬を迎え、サッシの閉まり具合とともに、雨戸の鍵が再びかかりづらくなりました。
新年度を迎え、出部屋の土台の調整(かさ上げ)が急務となっていました。

バイト仲間に教えてもらった器具をホームセンターで2基買ってきました。
コンクリート製の下敷きも買ってきました。

ジャッキで土台をアップし、ホームセンターで買った器具を差し入れ、かさ上げしました。
もう1基の器具も同様に差し入れました。
今回は独力でやってみました。

軒下にジャッキを差し入れジャッキアップ
かさ上げ用の器具を差し入れ高さを合わせる
ジャッキを抜く。2基のかさ上げする

サッシの鍵の閉まりはスムーズになりました。
雨戸の鍵もかかるようになりました。

山小舎のDIYでした。

ステップ組み立てで DIY!

春から作り直していたベランダに上がるステップ。
現在のステップの惨状と、使いにくさに音を上げ、最終組み立てを自力で行いました。

午前中はさわやかな秋晴れの山小舎周辺

娘の婿さんに促されて作り直しを開始したこのステップ。
材料の買い出しと、板の墨出しは彼がその娘(山小舎おじさんの孫)と行いました。

その後、防腐塗装と組み立て部分の削りだしは山小舎おじさんが行い、最終組み立てを待つばかりとなっていました。

その間にも、ステップはベランダとの行き来に毎日のように使い続け、壊れたステップは斯くのようなありさまになってしまいました。

ステップの惨状

毎日の作業にも不便をかこった山小舎おじさんは意を決して自力で組み立てることにしました。

道具をそろえます。
素材の板を取り出します。

ドリルでねじ穴をあけることから始めました。

電動ドリルとねじくぎ
切り出し、掘り出し、塗装を終えた材料

片方の側板に、一か所4つずつの穴をあけてゆきます。

まず側板にねじ穴をあける

次いで、踏み板を側板に取り付けます。

ステップの素材は厚く、重い板なので作業台がしっかりしていなければいけません。
また、側板への取り付けがずれたりすると全体の組み立てがうまくいかなくなります。

側板に踏み板をセットしてドリルで釘孔を通す

側板への取り付けは仮止めとし、4か所中2か所だけをねじ止めします。

片方の側板に踏み板を仮止めする

次いでもう一方の側板を取り付けます。
ここでうまくいかないとやり直しです。
案の定、側板と踏み板がうまく一致しません。

取り付けようとする側板の、削りだし部分を改めて削りなおします。

もう一方の側板を当ててみて、掘り出しの調整を行う
もう一方の側板を取り付ける

何とかうまく組み合わせることができました。

真新しいステップの出来上がりです。

全体の高さの調整が必要なようで、後日、側面の板をカットしましょう。
着地する部分に石を噛ませて腐りを防ぎましょう。

新しい自家製のステップが完成

婿さんの正確な隅出しのおかげで、素人作にしてはよくできたステップとなりました。

午後からは霧雨の山小舎でした

布団干し

夏の来客が使った布団を干します。

シーツ、布団カバー、タオルケット、枕カバーは洗って干しておきました。
外で乾ききらないときはストーブを焚いて乾かしました。
御盆に北海道に帰ったりしていたので、布団干しは帰って来てからとなりました。

山小舎の夏は北海道同様、お盆までです。
8月下旬になると秋風が吹いてきます。
日中は暑くても日暮れとともに、外気が寒いくらいになります。

今日は天気予報も晴れです。
軽トラの荷台も利用して干します。
二階で使った布団は二階で干します。

秋晴れの空。
薪も乾燥の稼ぎ時です。

来客準備おおわらわ 続き

来客準備の続きです。

外回りの草刈りをします。
今年二回目の草苅です。
玄関前の石段の雑草は手で抜きます。
とりあえず目につく場所だけの草を刈ります。
山小舎の裏側などは後回しです。

草刈り機を出して除草です

駐車場兼、作業場所を広くします。
薪は積込み、残った玉は端っこへ移動。
このスペースに2台縦列で止められるようにします。

作業台はバーベキュー台として山小舎の正面に移動です。

普段は丸太や薪が積まれている場所を空けて2台の駐車スペースにします
バーベキューグリルとテーブルを出しておきます

山小舎の内部については、床の拭き掃除をし、モノを片付けます。
風呂場、トイレ、台所も拭いておきます。
来客当日には、和室に布団も敷いておく予定です。

来客準備おおわらわ

8月上旬に娘一家が、友達家族らと一緒に山小舎にやってきます。
大人6人、子供7人の大部隊の来襲です。

山小舎おじさんは老骨に鞭打って準備します。

障子を張り替えました。

ついで、来客たちの寝室になる和室を整備します。
椅子や装飾品の物置にもなっていた和室から余計なものを移動撤去します。

10畳の和室のうち、たんすなどで使えない2畳分を除く8畳をフルに使えるようにしました。
天井や部屋の隅にはクモが巣を張っているので、はたきをかけます。
掃除機をかけた後、重曹水に浸した雑巾を固く絞り拭き掃除です。
天候の良い日には日中窓を開けて換気します。

和室の収納品を撤去し、掃除

大人数が宿泊するので布団を準備します。
マットレスは時々干してはいるものの、カバーはおそらく20年来洗ってないと思われるので、カバーを外して洗って干します。

マットレスカバーを洗濯

中味も干しておきます。
これでマットレス由来の埃臭さはなくいなります。

マットレスの中味も干干す

乾いたカバーを装着する際、カバーが破れてしまったものがあります。
経年劣化でカバーの布地が薄くなっていたのでした。
新しいマットレスカバーを買わなければなりません。

山小舎には布団だけは十分にあります。
二階の布団袋に入れたままだった、敷布団、掛布団を取り出して干します。
本来は年に一度、虫干ししなければならなかったので、いい機会です。

玄関のアプローチに敷かれたコンパネ。
クレオソートを塗装して防腐処理してはあったのですが、ここにきて塗装が薄くなっていました。
重ね塗りしておきます。
こうすれば、玄関の保全となるだけでなく、家の周りの〈手入れ感〉も出てきます。

玄関のアプローチに塗装を重ね塗り

駐車場兼作業場には丸太を切った、玉を山にしてあります。
来客時には計3台ほど車両が来ます。
ここに2台が縦列で止められたら?と思いました。

あと3日ほどで出来るだけ薪割りして、奥の作業テーブルはバーベキュー台として表に出せば、2台止められるかな?と思います。

残った玉を薪に割り、奥の作業台を移動すれば2台止まれるか?

障子の張替え

山小舎は古民家を移築したもの。
階段や障子、襖などの建具も古いものが多く、障子の張替えは毎年の行事となっています。

が、ついついさぼってしまい、丸2年障子を張り替えていませんでした。

今年は8月上旬に、娘一家が社宅時代の仲良し2家族とともに山小舎にやってくるとのことで、準備をしています。

先月、山小舎おばさんと息子が来た時に、風呂場を天井まで磨いてカビを取ってくれました。
トイレ、台所などもピカピカにしてくれました。

山小舎おじさんは気になっていた障子の張替えをこのチャンスに行いました。

障子は玄関の内側に一組、和室と居間の間に一組あります。

和室の引き戸は全部が障子ではなくて、引き戸の一部に障子のサンをはめ込むような造りになっています。
このタイプの引き戸は、今では完全に失われた建具の一つでしょう。

和室の引き戸のサンを外す

サンを外して古い障子紙を取り去り、ついでに格子の埃を拭いてから、格子に糊を乗せて障子紙を張り付けます。サン自体が小さいので作業がしやすかったです。

障子紙の糊が乾いたら、引き戸にはめ込みます。
今でも狂いなくはめ込むことができる引き戸を作ることができた往年の職人技術に敬意を称します。

外したサンの古い障子紙を取ります
新しい障子紙を張ります
サンをはめ込んで完成です

ついで玄関の障子の張替えです。
縦1間、横半間の障子が3枚。

台所のテーブルを取っ払って作業します。
障子はがしには台所用合成洗剤を薄めて使います。
糊は買ってきます。
かつて山小舎おじさんの親世代は、でんぷん粉か何かを煮て糊を作っていましたっけ。

何とか張り終えました。
乾かす時間も入れたら半日ほどもかかる作業時間です。
その甲斐あって室内が明るく、新しい感じになりました。
これで来客を迎えられます。

大物3基の張替えも何とか終えました