GW最後の畑作業です。
里芋の種芋を植えました。
先日立てておいた畝を整地して植え付けの準備です。
日陰でも大丈夫な里芋の性質を生かし、山影の場所に畝を立てました。
種芋は2キロ用意しました。
株間に化成肥料をひとつかみずつ置いてゆきます。
種芋を芽を下にして置いてゆきます。
芽を下にすると新芽がいったん下にもぐってから地表に出てくるため、小芋が地表に露出することが少なくなり、また小芋が形成される土中のスペースが大きくなる、などの利点があるようです。
といっても、今回はマルチをかけますから、小芋の露出の危険性はありません。マルチは、10月の収穫までの長期間の雑草防止と土中温度の保温のためでもあります。
種芋を置いた後、もみ殻燻炭を種芋にまぶすようにかけました。
草木灰や燻炭は植物の大好物ですしね。
種芋にはこれから半年の間、マルチの下で頑張ってもらうわけですから、励ましの気持ちです。
土をかぶせて均した後、マルチをかけてゆきます。
このマルチ、薄いビニールシートなのですが、近年の畑にはすっかりなじみのものとなっています。
「あれはプロの農家がやっていることで、素人の家庭菜園もどきには必要ない?」と当初、山小舎おじさんは思っていました。
ところが見様見真似で使ってみるとこれが大助かりでした。
何より雑草を防げるのが大きいのです。
欠点は収穫後の処分に手間がかかることです。
剥がしたマルチを燃やして処理したことがありますが、いつまでも火が消えず困ったことでした。
畝の端にマルチの端をセッテイングしてかけてゆきます。
畝にぴったりとセッテイングしなければなりません。
ぶかぶかしていたり、端っこの抑えが弱いと、風が入り、マルチが剥がれてしまうことがあります。
空気を入れないように少しずつ、端っこを土で押さえながらかぶせてゆきます。
里芋が発芽してマルチが盛り上がったときに穴をあけて芽を出してやります。
それまでに1か月くらいかかるかもしれません。
マルチ2列と路地1列の3列に里芋を植え付けました。
隣の畝には、ショーガを植えました。
大きな種ショーガを割りながら植えたので、割口にはたっぷり燻炭をまぶしておきました。
暑い日の作業で消耗しました。
お土産は畑のわきに自生(その昔、大家さんが植えた?)しているウドです。
酢味噌和えにして食べましたが、春の息吹が鮮烈かつ上品に香りました。
あっ、マルチの前にえひめAIを散布するのを忘れました!
土中の微生物の活性化を促すのがおじさん流の農法でした。
特にマルチングの際にはたっぷり入れてから覆うのが鉄則でした。
忘れていました。
発芽後に空けた穴から注ぐことにしましょう。
自然には回復力があります。