残っていたキャベツ20株の定植等の作業を終えました。
まず、先日できなかった寒冷紗かけを終えました。
山小舎の納屋から新しい寒冷紗を持ってきて、定植してあったキャベツの畝にかけました。
心配していたシカの食害はありませんでした。
畑は現在、鹿の水飲み場になっているようで、ついでに食べられるものがあれば食べて行ってるようなのですが、畑の排水が進み水飲み場が少なくなっていることと、春となり鹿の食料も増えてきたせいで、出没の機会が減っているからなのでしょうか?
寒冷紗をトンネル方式でかけるのは初めての作業です。
1本目はアーチ形の支柱を立てる際に、間隔のみを注意し、支柱の列を気にしなかったのでトンネルがまっすぐにならず、たわんでしまいました。
2本目はアーチの設置の際に、列がまっすぐになるように気を付けたので、寒冷紗をかけたときにまっすぐなトンネルができました。風がなかったので作業もしやすかったです。
キャベツの苗の水不足によるヘタレも心配していたのですが、1本目のトンネルの中の苗も、露地で植えた苗もヘタっていませんでした。
あえて浸水の影響が残っている粘土質の場所にキャベツ用の畝を立てたのが上手くいっているのかもしれません?
最もその場所は山に近く、午後2時にもなれば直射日光が当たらない場所なので日照不足の心配がありますが。
残っていた20株は3列目の畝に植えました。
もう寒冷紗もアーチ形の支柱も手持ちがないので完全露地栽培です。
四方に支柱を立て鹿よけのピンクテープを回しておきました。
鹿よけというよりは、「ここは人間のテリトリーだ」のアピールのつもりです。
別荘地を縄張りにしている鹿などは人間を見ても逃げませんが、ここら辺の鹿は野生そのものでしょうからナイーブで野生のおきてに鍛えられた用心深い性格に期待です。
実際、この辺の鹿は集落のすぐ裏の畑には出なかったりするのです、人間のテリトリーを避けているのでしょう。
といって、まるで未防備に作付けして「餌付け」になってしまっても困ります。田舎の畑は動物との関係性を試されてもいます。
動物も自然の一部です。
畑作業4連勤の勤続疲労にむしばまれた山小舎おじさんは、畑の隅のよもぎを採って帰りました。
連休中の作業は、里芋、ショーがの種植え、とうもろこし、インゲン、枝豆などの芽出しをすればいいでしょう。
夏野菜用の畝立てなども、できればしておきたいところですが、体力・気力との相談次第です。