10月半ばの3連休に山小舎おばさんがやってきました。
珍しく山小舎に3泊して(いつもは2泊が多い)信州の秋を堪能してゆきました。
今回の訪問先は、高遠、伊那地方が1日と、東御、坂城方面で1日です。
山小舎に到着して炭火焼きに舌鼓を打った翌日、高遠方面に出発です。
大門街道を茅野に下りて、杖突街道で杖突峠を越えます。
曇り空の肌寒い日です。
目指す蕎麦屋は早くも駐車場が県外ナンバーで満車状態、1時間待ちだそうです。
待機時間中に、もう一つの目的地の長谷村を目指します。

道の駅南アルプス長谷村へは高遠から分杭峠方面へ10分弱走ります。
ブドウやリンゴなど秋の味覚であふれる道の駅には新米も売っていました。
長谷村のお米は、分杭峠の水系で育った味の良さで人気です。
昨年のコメ騒動では早々に品切れとなっていましたが、新米の季節となり、買い急がなくても在庫であふれている状況でした、値段は高騰していますが・・・。


高遠に戻って蕎麦屋の前で待機します。
さらに1時間待って入店。
手打ちの10割蕎麦を頼みます。
焼き味噌をダシで伸ばしてそばをすすります。
風味と歯ごたえのある、野趣豊かな、信州らしい田舎蕎麦です。
サイドメニューに五平餅も頼みました。


その後は伊那方面に遊びました。
飯島町の信州里の菓工房、松川のりんご園、駒ケ岳登山口のこまくさの湯を回るという南伊那・秋のゴールデンコースです。
先ずは飯島町の信州里の菓工房へ。
道の駅花の里いいじまに隣接した大規模な菓子工房です。
和菓子から洋菓子までそろっており、イートインではそれらを味わうこともできます。
この日は秋限定の栗菓子の特売日だったようで、イートインには地元の人が並んでいます。
見るとモンブランに栗おこわなどがセットされたプレートを箸で食べています。
小布施などと並び、南伊那のこのあたりも栗の名産地のようです。

次いで松川町の宮沢農園というりんご園へ。
11月の孫たちとのリンゴ狩りの候補地です。
この日は山小舎おばさんとともにリンゴ狩りの下見です。
既に秋映、シナノスイート、陽光、紅玉などの品種が真っ盛り。
あいそのいい、I(アイ)ターン移住者だというお兄さんの出迎えを受けて山小舎おばさんもご機嫌。
試食した陽光と秋映がお気に入りで、その2種類を3,4個ずつもぎ取って帰りました。


夕方が迫る中、駒ケ根まで戻って登山口にあるこまくさの湯へ。
信州では1日1湯が山小舎おばさんの日課です。
ここは、登山者やハイカーで賑わう立寄り湯です。
広めの浴室に熱めの湯です。
ゆったり使って出てきたころは日が暮れていました。
駒ヶ根インターから諏訪インターまで中央自動車道で帰りました。
2日目が終了しました。