里の稲刈り

長和町の田んぼで稲刈りが進んでいます。

長和町の稲刈り待ちの田圃

最近話題のコメ問題。
長和町では例年通りの田圃の作付けが見られました。
暑い夏が過ぎ、9月下旬は稲刈りの季節です。

刈った稲をハザ架けで干す風景が、いまだによく見られるのが長野県です。
昔ながらの乾燥法で、食味が良く仕上がるといわれています。
稲わらも自給できます。
手がかかるので、家族総動員で行っている風景も見られます。
農協への出荷分ではなく、自家用、縁故用、もしくは直売所に「ハザ架米」とラベリングしての出荷用でしょう。

ハザ架け風景
ハザ架けの背後に稲刈り待ちの田圃

また、最近は法人による稲作が流行っているといわれますが、法人が稲刈り後、ハザ架けなどするわけがないので、田んぼの所有者が個人で作付けしている田圃でのことでしょうから、まだまだ農家は自分の田圃を自分で耕している例が多い、ということなのでしょう。

田圃の向こうに野焼きの煙が見える

いずれにしても秋の田んぼの風景は、まだまだ主食の自給が自分の国で行われているという証でもあり、日本の農村ならではの風景として、この上なく郷愁と肯定感を感じさせるものです。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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