秋作の作付けの時期です。
冬の前にニンジン、大根を収穫するには、真夏の8月初旬に種をまかなければなりません。
特に冷涼地では。
ということでニンジンの種を蒔きました。
この間の梅雨の長雨と、梅雨明けの夕立でいい具合に畑の土は湿っています。
例年ならカンカン照りの下、乾いた土に種をまかなければならないところです。
玉ねぎを6月に収穫した跡地に蒔くことにします。
畝を切り雑草の根を切って、石灰とぬかを混ぜ込んでおきます。
このまま、ニンジンの種をまいてしまいます。
品種は黒田五寸です。
ニンジンは発芽が難しく、厚めにばらまいてしまうのですが、そうすると発芽が順調にいった場合、芽が込み合って間引きに手間取ります。
かといって薄く蒔くと発芽が悪くなってしまいます。
迷うところですが、今回は条蒔きにして間引きの場所を限定することにします。
発芽の際に乾燥をさせないこともポイントです。
山小屋おじさんは、種をまいた土の表面に新聞紙をかぶせ、その上からじょうろで散水していました。
この方法だと、保水性はいいのですが発芽後すぐに新聞紙をどかさないと芽の成長に影響してしまいます。
水は畑のわきの側溝に冷たい湧水が流れています。
今年はもみ殻を撒くことにしました。
これだと保水にさえ気を付けていれば発芽後のことを心配しなくていいと思ったからです。
種をまいた後、えひめAIをじょうろでかけます。
そしてもみ殻をかぶせます。
もみ殻の上からもじょうろで水をかけてもみ殻を押さえておきます。
1週間後の発芽を待ちます。
畝間の雑草が目立ちますが気にしないでください。