今年栽培予定の作物の一部を育苗ポットに種まきしました。山小舎は昨日までの寒波が嘘のようにポカポカ陽気です。
畑がある標高600メートルの地点はもっとポカポカでしょう。
育苗の道具をそろえます
育苗用のポットを用意します。
植木鉢型のポリ製ポット、トレー型ポットの大小各サイズ。
ポットに入れる土は、育苗用土と鹿沼土を用意しました。
苗の育成には養分は必要なく、水分の保持と通気性の観点から、鹿沼土がいいようです。
農協やホームセンターで売っている育苗用土も通気性がよい成分が主で、ふわふわです。
トウモロコシを蒔きました
大き目のトレー型ポットを3枚用意します。
鹿沼土を混ぜた育苗用土をポットに詰め、トントンします。十分に潅水した後、トウモロコシの種をまきます。
トウモロコシの種はF1と呼ばれる一代雑種のものです。
売っているトウモロコシの種のほとんど全部がF1です。
自家採取ができず(しても次世代には形質がバラバラに表れる)毎年種を買わなければならないのが、現在のトウモロコシの世界です。
穀物メジャーの世界戦略商品だからです。
おじさんは昔ながらの日本トウモロコシの種を捜して、機会を見ていろんな人に聞いています。
昔の農家の軒先に吊り下げられていたあのトウモロコシです。
F1とは無縁の作物です。
が今のところ見つかっていません。
実が固いから作らなくなったようです。
さて、現実に戻ります。
トウモロコシの種はとんがりを下にして蒔きました。
この蒔き方の出典は農文協のこちらのムックです。
プロ農家の裏ワザが載っていて素人農家にも興味津々の内容で、おじさんは参考にしています。
トウモロコシは210株ほど蒔きました。
余った種は、時期をずらして蒔こうと思います。
藍、インゲン、カボチャ、枝豆なども蒔きました
おじさんの今年の目玉の一つが藍です。
藍染め用の原料の藍を栽培するのです。
トレーに400株蒔きました。
東京の自宅にも150株ほど蒔いてあります。
枝豆を56株、弦なしインゲンを72株、カボチャを15株蒔きました。
枝豆は「虎の巻」を参考にした、へそ横撒きです。
ほかに茎ブロッコリーとマーテイチョークというものも蒔きました。
苗の置き場所は、薪置き場に使っていたラックにしました。暖かい日中は露天とし、夜や寒い日はビニールをかぶせます。
今まで育苗時には温度はあまり考慮しませんでしたので今年から改善です。
農協で買ったキャベツ類の苗も日光浴です。
手元に種がある、落花生、ゴマはもう少し暖かくなったら畑に直播します。