今年の山小舎は来客の当たり年です。
先月来客した二組は初の山小舎来訪でしたが、この度の一団は三回目の常連客です。
一団は、山小舎おばさんの活動の本拠地、調布柴崎の彩ステーションのサポーターたちです。
山小舎では彩ガールズとか彩レデイースと呼んでいます。

平均年齢は70代中盤を過ぎてはいるものの、彩ステーションの日ごろの活動にボランテイアで参加し、頼もしく手助けしていただいてます。
特に料理が得意で、韓国にキムチ漬けを習いに行ったこともあるYさんと、彩ではYさんのフォロー役ながら自らは山歩きが趣味で、かつて糸魚川から静岡まで「塩の道」を踏破したこともあるというOさんは強力なメンバーです。


山小舎おばさんの運転でやってきた一行は、八ヶ岳エコーライン沿いの蕎麦屋でランチの後、八ヶ岳実践農業大学で景色を愛でながらソフトクリーム。
さらに山麓のハーブ専門店や、富士見高原リゾート内のパン屋などで買い物。
茅野市郊外の縄文の湯で汗を流して山小舎に夕方到着しました。
山小舎での歓迎準備は、前日までの買い出し、仕込みから始まります。
前日中にはサイドデイッシュの豚角煮中華風の下茹で、あんみつ用の小豆の浸水をしておきました。
炭火焼き用食材の仕込み(カット、くし刺しなど)、サラダ用野菜の水洗い、小豆をあんこに煮るなど、は当日の朝からの仕事です。
畑に行って新鮮な野菜を収穫しようとも思いましたが暑いのでそれは中止。
到着の1時間前には炭おこしと、ストーブの上での焼き芋を始めます。



2日間煮込んだ豚角煮を器によそい、肉以外の焼き物(トウモロコシ、シイタケ、ズッキーニ、アスパラなど)をザルに用意します。
サラダの材料の水を切って、ゆで卵を作り、キューリを塩もみ、ビーツのピクルスの瓶を開けておきます。
糠漬けを出して切っておきます。



5時頃到着したレデイースは旅の疲れと胃の疲れもものかわ。
席に着くなり、豚角煮をとりわけはじめ、飲み物で乾杯し始めました。
これにはうれしい誤算の山小舎おじさん。
負けじと乾杯に参加し、それからわ一瀉千里の炭火焼き大会です。

山小舎の天然のクーラーのようなきれいな空気の中、レデイースの食欲はいや増すばかり。
特にアルプス牛サーロイン薄切り(30%オフ)を大鹿村の山塩で焼いたものは大好評でした。
「サラダのトマトが美味しい」とか「山塩はマイルド」とか「サラダのビーツは土臭くない」とか「鶏レバーが大きい」とか、ワイワイしゃべりながら、リアクションが飛び交いました。
準備した側としてはうれしい反応です。
来年の山小舎での再会を期しながら、一泊の来訪を終えた彩レデイース一行でした。
