畑じまいを大急ぎ。
この日は気になっていた鹿よけネットの撤去です。
フェンスに囲まれている畑を除いた、4面のうち、2面にネットを張っていました。
鹿よけのためです。
しかし年月を経てネットがすっかりヘタッていました。
冬の間に谷戸地形の扇端から吹き上げる強風に支柱が折れたり、冬の季節に草を求めた野良鹿たちがネットを食い破って畑に侵入の後、体当たりして脱出するため支柱が盛大に折れて破壊されたり。
最初のころは補修していたのですが、次第に無力感に襲われてしまいました。
今年は鹿よけとしてのネットに役割は期待せず、保護したい作物には個別のネットで対応しました。
今後もそうします。
ということで、畑じまいの作業として、ネットの撤去をしました。
折れたり傾いている支柱や添え木をハンマーで叩き、ぐらぐらさせてから引っこ抜きます。
ネットを地面に押さえているトタン板などを撤去し、ネットと支柱を結び付けている針金や結束体を切り外します。
ネットは、動物がめくって侵入しないよう、トタンなどで土に固定され、その後、雑草の根と一体化して土に貼りついており、それを鎌で切り外してゆきます。
力ずくです。
一組のネットを外すのに2時間かかりました。
次の作業は、はずしたネットの巻き取りと、支柱などの資材の片付けです。