今年最後の収穫は里芋でした。
春に2キロ種芋を植えました。
里芋は日陰でもいいとのことで山陰の畝に植えました。
個の畝は夏場でも午後になると日が陰る場所で、おまけに水っぽい粘土質。
発芽も遅かったので、どうなることかと思っていました。
茎も葉も前年の作柄より小ぶりでした。
最終的にはまずまずの生育でした。
茎をつかんで引っこ抜きます。
大方の芋は茎にくっついて出てくるので、後で包丁で茎を切って芋を回収します。
畝に残った芋もあるので、マルチを剥がしがてら落ち芋を探します。
外した茎は取っておきます。
干して芋がらにしてみます。
里芋の茎はを干すと煮ものの材料となるのです。
ワンシーズンかけて作った野菜です。
残さず利用したいものですが、知れば知るほど野菜って隅々まで利用できるのですね。
先人の知恵に感謝です。
芋は泥だらけの状態です。
泥をとって保存するのが理想です。
でも水洗いは禁物です。
去年はサツマイモも里芋も収穫直後に水洗いしてしまい、もちが悪くなりました。
手で除去できる範囲の泥はこそげ落とし、このまま持ち帰ります。
山小舎で天日乾燥し、泥ごと乾かそうと思います。
天日乾燥により、カビを防ぐとともに、乾いた泥をこそげ落とすつもりです。
茎に直結している芋はそのまま保存します。
茎付きで保存すると持ちがいいそうです。
ざっとコンテナに半分くらいの収量でした。
男爵の味は東京の自宅周辺で割合好評なので、里芋の食味も楽しみです。
里芋は鹿などの食害とも無縁で、日陰に強く手がかからない作物。
見直しました。
来年はもう少し手広く作付けしようかな?