道東大旅行 その2

2日目

根室の朝を迎えた家族一行。
まずは花咲港へ向かいました。

目的は花咲ガニラーメンとチャーハン。
これを朝食代わりにし、花咲ガニのお土産も、ともくろんでのもの。

ロシア語の道路標識が国境の町感を強烈に感じさせる花咲港の片隅に目指す店はありました。
ここで名物のラーメンとチャーハンを分け合って食べ、花咲ガニを自宅に送付。
ロシア後の看板を眺めつつ港内をひとめぐり。

花咲港入り口の食堂・大八
ロシア語の看板、道路標識が目立つ花咲港。これはロシア人経営の商店とのこと

次いで、市内の魚信という魚屋でサンマを、甘太郎という今川焼やで甘味を、マルシェという地元御用達のスーパーで、ホッケ、いくらなどを買い込み、順次自宅に送りつけました。
これらの情報は家族が事前に調べたもの、根室といえば海産物、しかもサンマの時期とあって買い物にも気合が入ります。

魚信のサンマ
地元御用達のマルシェスーパー

根室に別れを告げ次の目的地、野付半島を目指します。

根室半島を釧路方面に戻りつつ、風連湖を回って北上、根釧台地の東端を走ります。
海辺の湿地帯とシマエビ漁で有名な尾岱沼を通ります。
立派な漁港がありました、今は秋サケ漁が盛とのことでした。

尾岱沼の湿湿地風景

やがて野付半島の付け根に到着。
かつては日本の秘境といわれた野付半島。
砂嘴で形作られた半島の先端には、海水の中に枯れたトドマツが立ち尽くすという最果て感そのものの風景・トドワラで有名です。

半島には自動車道路が先端まで通り、観光客も集まるのですが、トドワラまでの間は徒歩かトラクターバスで行かなければなりません。
トラクターバスの出発地点には立派なビジターセンターがたち、売店、食堂もありました。

トドワラ入り口にあるネイチャーセンター
トラクターバスチケット売り場

日が強烈に差し込むトラクターバスの揺られてトドワラへ。
木道を少し歩くと立画れたトドマツが数本立ち尽くす風景がありました。
秘境感もありますが、海に向かって数本の木が立っている風景は北海道らしい開放感に満ちたものでした。

これがトラクターバス
現在のトドワラ

野付半島から内陸を目指し本日の宿、養老牛温泉へ。
中標津町にある温泉で、だいいちという宿です。

17年ほど前にも家族で訪れ、そのサービスの良さ、食事の良さに大いに満足したことのある旅館です。

この日の夕食はメインがヤマベの塩焼き。
キンキのから揚げあんかけや花咲ガニの釜めしもつきました。
翌日の朝食バイキングのメニューにも満足。
温泉ともどもそのホスピタリテイに大いに癒されました。

養老内温泉だいいちの入り口
ロビー
ヤマベの塩焼き
花咲ガニの釜めし
キンキのから揚げ
ロビーからの風景

3日目

シマフクロウの宿養老牛温泉だいいちで朝を迎えた一行。
3日目は中標津空港から千歳まで空路で移動、札幌で一泊して墓参し、帰宅の行程です。

2時のフライトまで時間があるので、隣の弟子屈町内の摩周湖に寄ることにします。

中標津の牧草風景

根釧台地にはまっすぐな道路が伸び、牧草畑と牧場が点在します。
小一時間走り摩周湖へ。
新しくなった第一展望台から晴れた湖を望みます。
そこそこ混んではいますが、混雑には至らないのが道内の特に道東の観光地のいいところ。
人の気配より自然の気配が圧倒的です。

摩周湖は今日も晴れていた

中標津からはプロペラ機で移動。
2泊3日の道東旅行を終えました。

中標津空港。歩いてプロペラ機に乘る

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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