軽トラ流れ旅2025 はちみつを求めて春の須坂、高山村

大型連休の前、山小舎開きの直後に、さっそく今年最初の流れ旅をしました。

4月下旬のことです。
自宅で重宝しているはちみつがなくなり、補充の要請がありました。
須坂の鈴木養蜂店に売っている百花はちみつです。
ホイ来た、山小舎の大掃除に飽きていた山小舎おじさんは、久しぶりの遠出に、軽トラドライブの腕を撫しました。

須坂は好きな町、隣の高山村は七味温泉に家族と泊まってからひいきにしています。
ここら辺に行くのは楽しみです。

いつものように、上田方面に下り、真田を通って、菅平に上がります。
春を迎えた菅平はスキーシーズンを終え、夏の合宿シーズンを迎える準備の頃でしょうか。

春の菅平高原

賑やかなポテンシャルを感じる菅平から須坂へ下ると、そこは信州ローカルそのものの世界。
山を越え、谷間や盆地に至るたびに地域特有のローカル風景が広がるのが信州です。

須坂市内から望む北アルプス

折角須坂に来たからと、はちみつの前に臥竜公園によってみます。
須坂市民の憩いの場にして、象徴的地象でもあろう臥竜公園。
名所の桜は終わっていましたが、独特のゆったりした雰囲気を味わいたくて、最深部の動物園までのメインルートを往復。
いつも通りに親子連れが三々五々する、のんびりした光景が展開していて、安心します。

臥竜公園
桜並木と茶店

そして鈴木養蜂店へ。
いつものおばさんが店員。
はちみつはシーズンイン前の端境期のようで、目指す百花はちみつはそろそろ在庫払底間近。
中国産ブレンドのアカシアはちみつを勧められましたが、ここは国産に拘って。

鈴木養蜂店

この日の使命を果たし終えると、須坂を北上して高山村へ。
松川渓谷に向けて走ると子安温泉の看板があります。
今日はここで日帰り入湯です。

子安温泉
温泉のタオル

キャンプサイトなども抱える一軒宿の温泉。
受付には30代とおぼしき女性一人という意外な設定。
明るい館内には食堂も併設されています。

温泉は木造の浴槽と、流し。
窓から終わった桜を見ながらまったり。
一見、人里離れた秘湯風ながら、時代とコミットした親しみやすい雰囲気があります。

浴槽(パンフより)

折角だから昼食もここでと、生姜焼き定食をチョイス。
食堂は若い女性が二人で切り回しています。
メニューは女性の運営らしく、パスタ、カレーなどがメイン。
出てきた定食は、ご飯が少なめですが、生姜焼きのボリュームは十分でした。

りんごの木に花が咲く。高山村にて

春の北信州を巡る旅でした。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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