蓼科山登山 大河原峠コース

今年も蓼科山に登りました。
今年は大河原峠コースに初挑戦です。
来年あたり孫たちと登る時のコースの下見を兼ねました。

山小舎を出発後、蓼科山を望む

秋晴れの平日、8時に軽トラで山小舎を出発し、蓼科山7合目登山口を過ぎて林道を進み、8時45分に大河峠駐車場に到着。
すでに8割方満車です。

大河原峠駐車場
大河原峠より佐久方面を望む。霧がたなびく

案内板で登山道を確認し出発です。
今日の予定は山小舎のある将軍平までです。
山頂まで行くと帰りの体力の自信がなかったこともあります。

ゴロゴロとした石畳の登山道を進みます。

登山開始

大河原峠コースの登山道はあまり歩きやすくはありません。
結構斜度がある割には、敷石が動いたりします。
健脚の人には関係ないでしょうが、足腰が弱ってきた年代には応えます。

登山道は雨の際には水が流れる場所に設置されているのか、土のままにしておくと道が流失してしまうので、掘れた地形の底に石を配置して作られています。

歩きずらい登山道が続く

やがて傾斜が緩やかな尾根道となります。
白く立ち枯れた木々が現れてびっくりします。
道東の野付半島のトドワラのような風景です。
一か所だけではなく何か所も同様な風景が続きます。
やがて「トドワラ」の背後に蓼科山の山頂が見えてきました。

立枯れた風景が現れる
蓼科山山頂が見える

歩き疲れてきたころ下り坂となり、人の声が聞こえてきて将軍平に着きます。
三々五々登山客が休んでいます。
7合目登山口から登ってくる人が圧倒的に多い印象です。

湿地には木道が設置されている
将軍平に到着。本日はここまで

山小舎に入って休みます。
この日の山小舎の管理人は女性でした。
雨水を使ったホットコーヒーを注文。
値段は去年の650円?から700円に上がっていました。

いつもの山小舎で休む

山小舎は11月初旬の連休まで営業とのこと。
小学校の遠足があるか?と管理人にきくと、よくあるとの返事。
最初に登った時に佐久穂の小学校一行と一緒になったことを思い出しました。

雨水コーヒー
蓼科神社のお守りを購入

一休みしたら下山開始。

これからが大変でした。
下りが急になると足腰がこわばって動かないのです。
これまでは多少膝などがカクカクしても、歩き続けられていたのですが、足が出ないというか筋肉が体を支えられないというか。
これはまずいなあと思いながら滑らないように休みながら、そろりそろりと足を出しながら下りました。

後で姫木管理事務所の登山が趣味の人に聞くと「足が動かなくなるのは水の不足。カロリーも」とのこと。
年齢による衰えばかりではなく、水分と栄養の不足があったようです。
確かにペットボトル半分ほどの給水と、昼食など食事がないままの登山でした。

肝心の大河原峠コースですが、聞いていたよりは急なところもあり、歩きやすくはなかったことと、景色、雰囲気はどこにでもある登山道という印象でした。
神社の境内然とした雰囲気が漂う7合目コースの特色はなく、特に大河原峠コースを選択する意味はないな、と思いました。

来年、孫たちと登るとして、水と食料を適度に摂りつつ、7合目登山口コースを使うことにしたいと思います。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です