昨日、トウモロコシ、枝豆、カボチャ、藍などの種をポット蒔きしました。
苗を作るためです。
種をまいたポットを外に置いてあるラックに載せ、全体をビニールで覆って一晩過ごしました。
風邪が強い夜で、ビニールが捲れあがっているようでした。翌朝、ポットを確認すると、用土の表面が固くなり、軽く凍ったような状態でした。
いかん、これでは苗の発芽が遅れるし、第一良い苗ができない。
おじさんは保温効果がある苗置き場を作ることにしました。
簡易温室を作る。材料は山小舎調達。
苗は温室のような場所で育てるのが最適です。
山小舎では一番日当たりのよい部屋が該当する場所でしょうか。
でも室内を苗置き場にすると、保温効果はともかく、水やりのために毎朝、苗ポットを全部、室内から外へ出し、夕方取り入れなければなりません。
室内が汚れないような養生も必要になります。
そこで薪の乾燥台として置いてあるラックのうち、一番日当たりのよいものに、ビニールをかぶせて簡易温室を作ることにしました。
おじさんの山小舎は、先代オーナーのおかげで、材料と道具の宝庫です。
ラックだけで10基近くあったので、不要なものは雑品屋に持って行ったくらいです。
残ったラックは道具置き場や、薪乾燥台に使っています。
外に2台出してあるラックのうち、日当たりのよい場所のものを使います。
縦180センチ、幅120センチ、奥行き90センチのラックは、かぶせるビニールの量も大量になります。
が、あるのです、山小舎には大量のビニールが。
先代オーナーが冬期間の保温のための目張り用として、長さ180センチのプチプチ付きビニール一巻を置いてあったのです。
ラックのサイズの合わせて、ビニールを裁断して貼り付け作業の開始です。
春風の中、簡易温室が完成
外は時折春の強風が吹くものの、気温が高く雪がどんどん溶ける陽気です。
裁断したビニールをラックに粘着テープで張り付けてゆきます。
これが思ったより大変でした。
風にも邪魔されながら、何とか貼り付けました。柱に接した部分は、押さえの木材をくぎで打ちました。
若干隙間のある温室ですがないよりはましです。
あとは苗たちに頑張ってもらうようにおじさんも頑張りました。
苗の潅水は、今日は「えひめAI」という微生物液の希釈したものをかけました。
定植時や畑での潅水にも「えひめAI」の希釈液を使うので慣れさせておくためです。
昼は温室を開けておいて、夕方閉められるようにしました。
あまりに簡単な温室ですが吹き飛ばされないように頑張って、苗を保温してもらいたいです。