県内ローカル新聞の華麗な世界 須坂新聞

足を延ばした時に地元のコンビニに顔を出して、新聞スタンドをのぞいてみることがあります。
5月の連休前に、須坂の隣の高山村を訪れたとき、村内のコンビニで須坂新聞を手に入れました。

須坂新聞2025年4月26日号第一面

週刊で、4月26日号、280円です。
発行は須坂新聞社。
「郷土の未来を創造するコミュニテイペーパー」とうたっています。
この号は全16ページ、コンビニのおばさんは「いつもより薄いね」と言ってました。
連休前だからでしょうか。

一面には全国ニュースでも話題の、ふるさと納税返礼品の産地偽装問題です。
須坂市の返礼品を同市産のシャインマスカットとしていたものが、一部小布施などの市外地産のものが混じっていた事件です。
総務省が絡む事柄で、お上の話題の施策の信頼性を傷つけるということから全国ニュースになったようです。
実際は須坂と小布施は隣接しており、産地を区切っても、品物的には意味がないのですが・・・。
納税者というより、総務省にとっての大問題なのでしょう。

地元の話題としては、高山村の獅子舞の話題、須坂市の子神楽隊の話題などが大きく取り上げられています。

季節の話題としては、桜や鯉のぼりなど、春本番を伝える話題も。
やはりローカルの春には桜と鯉のぼりの写真が欠かせません、あと田植えの風景とか・・・。

学術的に郷土史を伝えるコラムが第56回を数えています。
こういった郷土の歴史研究を発表する場としてもローカル新聞は貴重です。

全体的に目立った事件というか記事はなく、おとなしい紙面づくりの新聞です。

広告にも特色のあるものはなかったのですが、記者1名募集の広告が目を引きました。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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