山小舎おじさんの街歩き、甲府の巻です。
自宅と山小舎の行き来を列車で行うことにはまってしまった山小舎おじさん。
今回は、高尾から甲府行きの列車に乗っての山小舎帰還の旅。
乗り継ぎまでの2時間、甲府の街を歩いてみました。
一度歩いたことがある甲府。
武田信玄の館や博物館などは見ていたので、今回は駅の南に広がる中心街、特に飲商店街を歩いてみました。
その前に、エキナカの探検。
最近のエキナカは、特に新幹線の止まる駅などは、地元物産品の販売などで充実しています。
秋田、盛岡、長野、新潟、金沢のエキナカの充実ぶりが思い起こされます。
そこで甲府エキナカにも期待しましたが、やや地味な印象でした。
やはり新幹線が通らないと、観光客などの出入りが少なく、地元客中心になるからなのでしょうか。
それでも食べてみたかった、レーズンバターサンドなどが売られているのを確認できたので、マークしておきました。
帰りに買うことにします。
駅前のロータリーの一角に観光案内所があります。
高速バス、路線バスの券売所を兼ねた、観光案内所としては大きな建物です。
ここで街のマップをゲットしようと思ったのですが、バスの案内に注力した施設だからでしょうか。ちょっと物足り鋳物しかなかった。
路線バスの案内の方に、「韮崎までの便はある」「韮崎に行けば白州までの便がある」などと確認できたのは番外の収穫でしたが・・・。
マップを片手に駅前通りから散策をスタート。
商店街、飲食店街のエリアを中心に歩き、帰りにお城のあたりを通ることにします。
マップで「飲食・ショッピングエリア」と表されている範囲は広く、外周を歩くだけでも軽く30分ほどはかかりそうです。
岡島百貨店というデパートがありました。
地元資本?のデパートが生き残っているのは立派なことです。
昨今のご多分に漏れず、平日午後とはいえ、店の内外に活気はありませんでしたが・・・。
アーケード街も複数ありますが、残念ながら活気のなさは同様です。
買い物客は郊外のロードサイドかモールに集まっているのでしょう。
飲み屋街がありました。
こちらは夕方前の開店準備時間とはいえ、夜の活気を思い起こさせるものがありました。
甲府の町の規模の大きさ、人口と人の流れの多さを感じさせる飲み屋街の規模です。
飲み屋街のあちこちに小路、横丁があるのも特徴です。
かつては飲み屋街の隅々まで人があふれていたのでしょう。
乗り継ぎの列車の時間が迫ってきたので、駅に向かいます。
途中でお城に寄ってみます。
中に入る時間がないのでお濠越しに城壁を撮影しました。
このお城、郷土の英雄・武田氏の城ではなくて、武田氏滅亡後に築かれ、豊臣、徳川の管轄下にあったもの。
周辺に漂う熱気は、武田氏関連の史跡とは比べものにならない低さでしたが、おじさんの気のせいでしょうか。
長野行き各駅停車の発車時刻が迫る中、エキナカで購入した、レーズンバターサンドとマスカット大福。
味はマスカット大福の勝ち!(山小舎おじさん独断選)でした。