煙突掃除

年一回の煙突同時をしました。

秋晴れの一日。日向では暑いくらいです。

山小舎の薪ストーブは、先代オーナーが導入したカラマツストーブといい、カラマツ、マツ、スギなどの針葉樹を含め、どんな樹種でも燃やせるストーブです。

カタログによると、針葉樹を燃やすと1000~1400度という炉内温度となりますが、特殊鋼版を使用し、独特な溶接技術で作られているため、どんな高温にも耐えられることになっています。
通常鋳物の耐熱温度は800度程度のため、針葉樹は薪として燃やせないのです。

カラマツストーブ取扱説明書より

また、針葉樹は樹脂を多く含むため、燃やすと高温を発するばかりではなく、ヤニを多く発生させます。
ヤニは煙となって消え去るばかりではなく、煙突内にススとなってこびりつきます。
カラマツストーブは、完全燃焼のため、ススと灰の発生がごく少なく済むとのことです。

カラマツストーブ取扱説明書より
カラマツストーブ取扱説明書より

とはいえ、年一度程度の煙突掃除はストーブライフを送るものとしてマストの作業となります。
カタログによると、屋外の煙突立ち上がりの曲がり部分と横引き部分が煙突掃除のポイントとのこと。
自力ではその部分しか掃除できないので、今年もその2か所を掃除します。

2階に上がり、煙突の横引き部分の蓋を開け、ブラシを入れて動かします。

2階の煙突部分
ふたを開けて、ブラシで横引き部分を掃除

次いで屋根に乗り、立ち上がりの曲がり部分の垂直の蓋を外します。
ここからは毎年、ドサッとすすが落ちます。

屋根に乗って、立ち上がりの曲がり部分の蓋を取る

蓋を水洗いし、屋根に落ちたススをホースで洗い流します。
ついでストーブ内部に落ちたススを灰ごとバケツに救い取ります。

蓋を水洗い
ストーブ内に落ちたススも除去

蓋を2か所閉めて煙突掃除の完了です。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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