山小屋の台所の換気扇。
山小舎おばさんの来訪時には、いつも彼女から指摘される汚さです。
何せ来客のある時には室内で炭火焼きをして歓迎するのが山小舎のお約束。
焼き網から立ち上る煙は、風通しスカスカの山小舎では瞬時に消えてなくなりますが、台所の換気扇も同時にフル回転しており、そこには油汚れがこびりついているのです。
山小屋おばさんの指摘が頭に残っていた山小舎おじさん。
ある日自主的に換気扇の汚れを落とすことを思いつきました。
ネットで掃除の仕方を調べると、お湯にといた重曹で落とせるとのこと。
さっそく実行しまてみました。
まずは換気扇のプロペラ部分を外します。
プロペラの裏側部分に黒くネトネトした油汚れがついています。
プロペラを外した後の外枠も全体に汚れています。
プロペラがすっぽり入る大きさの洗面器に重曹を入れ、ストーブで沸かしたお湯を注ぎます。
泡を立乍ら重曹が溶けてゆきます。
プロペラを重曹液に浸すには薬缶2杯分のお湯が必要でした。
この間に換気扇外枠の汚れを取ります。
新たに重曹液を作り、スポンジを浸して油汚れ部分を拭きます。
よく落ちます。
外枠部分は、重曹で拭いた後、キッチンタオルで汚れをぬぐい、乾いた雑巾で拭いて仕上げます。
漬けておいたプロペラはすっかりキレイになっています。
汚れだけでなく、ヌルヌルも取れて、ツルツルになっているので、うれしいやら驚くやら。
年末の大掃除の一仕事ができました。