後編です。
2日目の行程を終えて、伊那、駒ヶ根方面から山小舎に帰還。
一夜明けて3日目は佐久方面への探索に出ました。
目指すは東御市で行われるチーズフェステイバルです。
姫木管理事務所の草苅バイトの際、立科町から通う職員に聞いた情報です。
東御市でチーズの製造・販売・飲食を手掛けるアトリエ・ド・フロマージュという会社があります。
南向きの斜面に、広いレストランと売店を建て、ピザやチーズフォンデユを提供。
庭には羊小屋なども置いていて、休日には数十台停められる駐車場も満車の集客です。
その会社が音頭を取って、県内のチーズ工房を集めてフェステイバルを開催するとのことです。
10時の開場を目指し、8時半ころ山小舎を出発しました。
東御市の会場に着いたのは10時15分頃、既に駐車場は満車で、歩いて15分ほどの市役所駐車場を案内されました。
しなの鉄道田中駅と市役所、会場をシャトルバスが結んでいるとのこと。
市役所からバスで会場へ向かいました。

バスを降りると、チーズのコスプレをした高校生らしき女の子3人がいます。
寄付金でも募っているのか?と疑問に思いましたが、山小舎おばさんが、ウエルカムしてくれているんだよと教えてくれました。
すでに熱気に包まれている会場。
チーズ工房のテントが並んでおり、いかにも初々しい店子さんが接客しています。
別の列はキッチンカーです。クレープやリゾットなど主催者のセレクトがうかがえます。
クラフトビール、ワイナリーのテントもあり、東御周辺の若い生産者のうねりがのぞきます。
店によっては客の長い列が伸び、テント張りのイートインはすでに満席です。

先ずはチーズ工房のテントを回ります。
山羊のチーズや、最近通っている佐久市春日地区のボスケソチーズラボの4種盛り合わせなどを入手します。
試食した山羊のチーズはみずみずしい味がしました。
県最南端、南伊那の売木村から来たチーズ工房がありました。
今朝出てきたの?と聞くと、前泊ですとのこと。
店子のおばさんと娘さんの笑顔に、売木村の牧場と山羊ののどかな様子が見えるようでした。

キッチンカーのハンバーガーをぱくついてから、歩いて市役所駐車場まで帰りました。
そのあとは、浅間サンライン沿いの道の駅・雷電くるみの里へ寄ってみました。
駐車スペースが見つからないほど混んでいたので、山小舎おばさんだけが下りて買い物。
特産の葡萄などのお土産を買っていました。
さて、山小舎おばさん信州行の必須は温泉です。
本日の立寄り湯は、坂城町のびんぐしの湯です。
千曲川沿いの坂城町から、築北村との境の山塊を、狭い道をグネグネ上がってゆきました。
坂城は上田の隣で山小舎からもそう遠くはありません。

びんぐしの湯は、もともとの温泉街にあるわけではなく、最近できたよくある健康センター的な施設でした。
山小舎からは家族でよくゆく上田のイタリアンレストランのママさんがご推薦の場所とのことです。
ほぼ地元の人しかいなく、静かな館内。
露天風呂からは千曲川沿いの景色がよく見えました。

これで2日目の全日程を終了。
山小舎おばさんの10月の信州旅行が終わりました。