11月です。
山小屋は寒さが本格化します。
朝夕はもちろん、日中も暖房が必要です。
薪ストーブは焚きっぱなしです。
特に朝夕はガンガン焚きます。
薪がそれなりに必要になります。
今朝、薪をとろうとデッキに出たところ、鹿が見えました。
メスと子供の2頭連れ、奥にもう1頭います。
おじさんが捨てた大根葉の山を平らげていたところです。
別荘地は鹿の縄張りですので、住民にとって、放し飼いのペットみたいになっています。
夕方の鹿の鳴き声は風物詩です。
野生の甲高い声が響きます。孤高の声です。
夜の運転は、路上を横断する鹿とぶつからない様にしなければなりません。
時々は、立派な角の雄の姿を見ることもあります。
雄の角を見ると、一層野生の気高さに気押されます。
別荘地で見ることのできる動物は、タヌキ、キツネ、ウサギ、リスなどがいます。
カモシカを見たという人もいます。
庭の植物は鹿の食害に遭います。
熊については、別荘地から500メートルほど下った大門川の川沿いでの目撃情報が毎年あります。
キノコ採りの地域住民が見かけるようです。
熊は水を飲みに来るだけのようで、被害は今のところ聞きません。
ジビエで活用されてもいる鹿ですが、山小屋のリフォームを頼んだ大工さんが連れてきた職人が、鉄砲を撃つ人でした。
その人によると、鹿もたくさん撃ったが、撃った後の処理が大変なので、今は撃った鹿をそのまま捨てているとのこと。
鹿肉をたくさん食べたことがある大工さんも、筋が多いし食べ飽きたのでもういらないとのこと。
ジビエ生産の最前線の実態のようです。