小豆の種(小豆そのもの)が直売所に売っていたので買っておき、5月になってからポットに蒔いてみました。
珍しく順調に発芽して、苗になり、ぐんぐん育ってゆきました。
地元の種なので気候があっていたのかもしれません。
あまり苗がヒョロヒョロ伸びすぎても、定植後に根の吸水力と葉っぱからの蒸散の関係で弱ったりしますし、物理的に倒れたり、折れやすくなったりと、具合が悪いことがあります。
そもそも苗のまま長くポットに植えたままにしておくと、老苗といって株そのものの活力がなくなってしまいます。
ということで小豆の苗を定植することにしました。
株数は75ほどのパレットが2つ、計150株ほどあります。
植える場所は、ジャガイモが何度も全滅している「鹿の餌場」の畑の一段上、奥にキャベツが3列、手前にインゲンなどが3列植わっている圃場にします。
当初、その場所は枝豆に、と考えていましたが、枝豆の芽出しが上手くいかず苗ができていません。
そこで苗が育った作物の順に、その場所を埋めてゆくことにしました。
スペース的には畝が5列ほどで、小豆の苗を植えるには十分だと思っていました、印象的には・・・。
ところがそれは山小舎おじさんの勝手な思い込みで、畝数が5列では、小豆150株はとても賄いきれず、一つ上の面にさらに3列畝を追加して何とか1植え切ったのでした。
我ながらいい加減な計画です・・・。
いつも通り、穴を掘り、燻炭をまぶして、えひめAIの希釈液をかけ、株を植えてゆきます。
苗の茎が徒長気味なので、深めに植えました。
植えた後には乾燥防止のためもみ殻を根元にかけておきました。
おじさんの思い込みで計画性も何もない作業となりましたが、翌日は雨の予報、今日中に定植を終えようと、予定の倍ほどの作業量を頑張りました。
梅雨の合間の肌寒い曇天が、作業の進行を助けてくれました。
最近の雨で土の保水量もちょうどよいくらいでした。
翌日の雨も苗の根の活着を助けてくれることでしょう。