おじさんとジャム
おじさんとジャムづくりの初遭遇は子供のころ。
家の表の路上で近所のお姉さんが七輪でイチゴを煮ていたのを眺めていたこと。当時は七輪を使った炊事を路上で行うこともあった。
60歳過ぎて自分で作るようになろうとは。
長野県のジャム素材
長野は食材の宝庫だが、ジャムの素材も豊富。
初夏のアンズに始まって、ルバーブ、スモモ、ブルーベリー、ネクタリン、モモ、洋ナシ、リンゴ、イチゴ。
モモとネクタリンのかけ合わせのワッサーというのや、珍しい素材ではハックルベリー、食用ほおずきもある。
おじさんジャム材料を探す
長野県は桃の産地でもある。長野市川中島が名産地だが、近隣のものがちょくちょく直売所に出る。
近くの直売所では、最盛期の果物が箱単位で売られ、加工用のB級品だと値段も安い。
モモ1箱を1980円で購入。地元産かと思ったら山梨産だったが。
モモのジャムを煮る
モモを煮る。
去年から本やネットを参考にいろんな果物のジャムを煮ている。
今では、季節の果物が安く売られているのを見ると思わず買って帰りたくなる。
旬の果物の香りと甘さはそれほど魅力的だ。
モモは皮を煮て色を出すのがポイント。その間、ビンと蓋を煮沸しておく。
皮から色が出たら、剥いた実を切って投入。砂糖を入れる。レモン汁も少々。 砂糖の分量はその後の保存を考えると材料の1/2が目途といわれるが、素材の香りなどを考えると1/3くらいか。 実が煮崩れてツヤがでてきたらアツアツのうちに、これまた消毒済みのアツアツの瓶に入れ、軽く蓋をする。
瓶内の減圧のため、中身を入れた状態で再び煮沸。 数分ののち引き上げ、瓶を固く締めて出来上がり。
食べ方
パンやヨーグルトの友として食べるのが王道。すっぱみがなく子供向きの味である。
作ったジャムは、自宅へ送ったり持って帰るが、息子はカレーのチャツネとして使ってコクが出たとのこと。
蓋が固く締まりすぎるのが家族には不評で改善の余地ありと反省。