守屋山表参道 守屋神社

諏訪(茅野)と高遠を結ぶ峠道の杖突街道(国道152号線)。
杖突街道を諏訪側から越えたところに、古屋敷という集落があります。
諏訪大社の神長官・守矢氏の弓矢の埋蔵伝説がある場所とのことです。
杖突峠から少し離れたところに登山口のある守屋山は、諏訪の神様の依り代であるといわれています。

また、杖突街道は中央構造線に沿って走る谷沿いの道で、西側と東側では地質が異なっているそうです。
街道の沿線には、パワースポットの寺社があったり、地質が露呈している場所が複数あります。

山小舎おじさんは、高遠、伊那方面に行くときに杖突街道をよく通ります。
ある日、山小舎への帰りに杖突街道を通っていて、古屋敷付近に通りかかりました。
ふと見ると古い神社がたたずんでいます。
時間があったので軽トラを止めて寄ってきました。

守屋神社の碑と鳥居
手水鉢には水があふれている

守屋神社です。
諏訪のご神体・守屋山の参道に立つ古社です。
参道といっても車道ではありません。
今ではほとんど通る人もない山道です。

石段を上ると本殿が見える
本殿前には常夜灯がともる

神社は小規模な集落に建つにしては立派なものです。
手入れもされています。
境内の空気も澄んでいます。

境内から鳥居越しに杖突街道を見る
隣のバス停

隣がJRバスの高遠側からの終点のようで、展開場所と停留所がありました。

まだまだ、諏訪の神様信仰が生き残っている、守屋山周辺でした。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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