5月の連休が終わると夏野菜の定植の時期です。
JAのみならず近隣の直売所を巡り苗を調達します。
山小舎おじさんが、苗を調達によく行く直売所は、茅野のたてしな自由農園、立科町のなないろ畑、丸子のあさつゆ、佐久市望月地区の望月農協、佐久市赤坂地区の赤坂直売所などです。
こういった直売所には、大手のJAでは見かけないような、つやつやした、見るからに丈夫そうな苗や、ハックルベリーや小布施ナスなど珍しい品種の苗があったりします。
集めた苗を順繰りに畑に定植します。
「ガッテン農法」で去年までに立てておいた畝に、えひめAIを散布し、マルチを架けておきます。
フカフカで水分が保たれ、地温のある土になっています。
畝にはすでに雑草が束になって芽吹き始めています。
雑草の芽の集団を剥がすように除去しつつ、マルチを架けておきます。
この日は、セロリ3株、ズッキーニ4株、ハックルベリー3株、モロヘイヤ1株、ピーマン4株、シシトウ2株、万願寺トウガラシと大甘トウガラシを各1株、タカノツメ3株を植えました。
ピーマン類の苗には支柱のほか、行灯と呼ばれる風よけをしつらえておきます。
保温と風よけのためです。
ピーマンの苗は軟弱なので、強風にあおられると茎がポキッと折れることがあります。
ポットに芽出ししておいたカボチャ数株と、直売所で購入した甘龍という白く細長い品種のカボチャ2株も植えました。
種から育てたカボチャの成長が楽しみです。
ヤーコンはマルチなしの畝3列に植えました。
ヤーコンは購入したポットの苗を半分か三分の一に分割して植えました。
ポットの中の種芋を割って植えてもヤーコンは育つのです。
鹿が嫌う、里芋、ヤーコン、菊芋を同じ圃場に植えています。
今のところ菊芋の若芽が少々食われた程度に食害は止まっています。
4月に植えた作物の様子です。
キャベツは4月の積雪に遭い、結局全滅しました。
同時に植えたレタスは生き残りましたが、その後の生育はよくありません。
積雪後に苗を買って定植したレタス類は順調です。
夏野菜の主役、トマト、ナス、キューリは現在苗を調達中です。