令和6年青春18きっぷ 身延線チョコッと旅

山小舎と東京に自宅を行き来することが多くなりました。
気が付けば青春18きっぷの季節です。
鉄道の旅が好きな山小舎おじさんは、迷わず切符を購入することにしました。

自宅に帰る日、茅野駅で窓口の駅員さんに18きっぷを売っているかどうか聞きました。
すると券売機で買えるとのこと。
夏の観光シーズンで券売機に人が並ぶ中、外に出てきてくれた駅員さんの操作で買えました。
みどりの窓口が全国の駅で廃止されている中、券売機でほとんどの切符が買えるのですね。

この日はまっすぐ自宅に戻り、再び山小舎へ18きっぷで取って返しました。

甲府駅に到着してふと見ると10分後に身延線の連絡がありました。
甲府駅の1番ホームの奥の4番、5番に身延線ホームがあります。
この日は台風の影響で身延線は甲府と鰍沢口間でのみの運行。
身延線のハイライトである、下部温泉にも身延にもゆきません。
でも、折り返し甲府に戻らなければならない身としてはちょうど良い行程かもしれません。

甲府駅1番ほーに掲げられている身延線案内板

甲府駅の4番ホームにひっそりとたたずむ身延線の2両編成列車はワンマンカーでした。
乗客はガラガラでした。

発車してしばらくは甲府の郊外風景の中を走ります。
駅駅はホームをつなぐ橋がなく、踏切を渡って改札口に出る作りになっています。
住宅の間に放置された畑やソーラーパネルが設置された風景が続きます。

身延線沿線の駅の作り

甲府盆地の南端の山々に近づくと、田んぼが広がってきます。
しばらくは山すそに沿って列車は走ります。
街道筋の歴史がありそうな町が続きます。
今では甲府のベッドタウンでしょうか。

市川大門駅は中国風の建物
甲府盆地南端に広がる田園風景

やがて終着の鰍沢口に到着。
ここは甲府盆地の端っこ。
日蓮宗の総本山がある身延やその先の静岡県まではまだまだあります。

この日の終着は鰍沢口(無人駅)
駅の通路に張られた観光ポスター

鰍沢口駅のあるこの場所はかつて、甲府と静岡を結ぶ富士川の水運で栄えたという歴史ある土地です。
今は商店らしい店もありません。
あわよくばここでランチでもと考えていた山小舎おじさんは炎天下の中、富士川を眺め、何度かあたりを歩き回って駅に戻りました。

街角の案内板
富士川を望む

ここから先、静岡県に至るまでの山岳ルートが身延線のハイライトなのでしょう。
今回は初めて乗るローカル線の雰囲気だけを味わいました。
次回また!

静岡方面へ続く身延線

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です