今年のリンゴ狩り

10月のある日、孫たちと小諸へリンゴ狩りに行ってきました。

行ったのは小諸にある中松井農園という観光リンゴ園。去年も行ったところです。
千曲川の南側に広がる丘陵地帯にあります。

時期的には、シナノスイートをはじめ、秋映、紅玉などが旬でした。
孫たちが好きなシナノゴールドという表が黄色くて、歯触りがパリパリし、甘さが抑えられた品種も採り頃でした。

シナノゴールド

青天の週末で、三々五々の集客。
園内のに置かれた10脚ほどのテーブルがちょうど埋まるくらいの人出で、混雑は全くしていないものの、寂しくもなく。
眼前に広がる浅間連峰が晴天下に展開する、もってこいの日和でした。

包丁と布巾がセットされたかごにリンゴをもぎ、テーブルで剥いて食べることができる
父親に肩車されてリンゴをもぐ孫娘。品種は秋映

小諸は山小舎から1時間ちょっと。
リンゴ狩りして、市内で食事でもし、懐古園にでも寄って帰るにはちょうど良い距離感です。

山小舎から1時間圏内には、立科町などリンゴの産地はありますが、リンゴ狩りのできる観光農園というとほとんどありません。
小諸の観光リンゴ園が一番近いくらいです。
一昨年には県南にまで行って、松川町というところの観光農園でリンゴ狩りをしました。

リンゴ狩りというものは、農家にとっても手間のかかるもので、それなりにお客の受け入れ態勢ができていないと、客にとっても困るものです。

小諸の中松井農園は、受付、案内などのスタッフが手馴れており、お客が受付に立つだけで、リンゴ園への案内、採り方の指導、園内での過ごし方、持ち帰り品の精算、までがスムーズに行えます。

小売業などでは当たり前のサービスですが、農家にそれを求めるのも現実的ではありません。
リンゴ農家がすべて観光リンゴ園となっていないことの理由です。

リンゴ狩りをするには観光リンゴ園としてノウハウを確立しているところへ行くのが安心です。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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