年末年始のあわただしさが過ぎた1月中旬、調布の自宅で過ごす山小舎おじさんは、ママチャリに乗るのが日課です。
好きなコースは、国分寺から小平を通って武蔵境へ戻るルート。
その途中で新小金井を通ることがあります。
スバルとICUがある一帯へ出ます。
ICU(国際キリスト教大学)はコロナ前はよく構内を通りました。
今は通りずらい雰囲気です。
ルーテル学院の前を通ります。
近い将来、社会福祉学部の学生募集を停止するそうです。
牧師さん養成の学科は残るとのこと。
中近東文化センターという建物があります。
ネーミングに興味を惹かれるのですが入ったことはありません。
この日は開館だというので見学しました。
昭和天皇の弟である三笠宮が、戦後中近東の研究をしていたとのことで、その収集品や、中近東における日本の調査隊の報告、収集品などを展示する博物館です。
生前の三笠宮のインタヴュー映像が放映されており、西洋文化への関心が旧約聖書を原語で読むことへつながり、旧約聖書のエピソードの原典が中近東にあることを知った、とのこと。
幕末から現在にかけて、中近東との交流、シリア、トルコなどでの発掘調査などでの日本と現地の交流が続いていることを知りました。
文化センターを出てママチャリで北上。
やがて連雀通りという、三鷹から小金井にいたる東西の主要道路を越えると西武多摩川線の新小金井駅周辺です。
小金井市には、JR武蔵小金井、JR東小金井、西武多摩川線新小金井の3駅があります。
一番ローカルで、忘れられたような駅が新小金井です。
駅横の童話チックな踏切を渡ると新小金井ワールドです。
ますます童話チックな駅舎の前には西口商店街が広がっています。
ママチャリで懐かしくも、さびれて人懐っこい商店街を流します。
チェーン店も大型店舗もない、オール個人経営の商店街には、団子屋、魚屋、肉屋、パン屋、電気屋、中華屋、古本屋などが揃っています。
すべて路面店で対面販売の安心のラインナップです。
この日はまず古本屋の店先を物色。
1枚300円のDVDボックスから2枚をゲット。
高千穂ひづるの凛々しい女剣士姿が見られる「新諸国物語・笛吹童子/紅孔雀」です。
最近経営者が変わり、品ぞろえと店の雰囲気がよくなった期待の古書店です。
昼食は隣の中華食堂へ。
手書きメニューに惹かれて、タンメンと肉まんを注文。
味は日本人の作った中華っぽいもので期待とは違いましたが、居心地の良い店でした。
角の団子屋で、看板娘?のおばあさんから、おやきを1個買おうと思っていましたが、満腹なので取りやめ。
最近開発ラッシュの東小金井駅前を通って帰路に着きました。
これからも立寄りたい新小金井西口商店街でした。