シラカバを伐採したが  その3

裏庭のシラカバがついに倒れました。

倒木した後、3つに切り分けたシラカバの現在の姿

伐採したまま、隣の国有林のカラマツに寄りかかり、地面に倒れていなかったシラカバでした。
何度切ってもだるま落としのようにドスンドスンと新しい切り口を下にして直立姿勢を崩そうとしなかったのでした。

作業にかかる前のシラカバ

チェーンソーの刃が挟まり、挟まったまま「だるま落とし」に巻き込まれ機械本体ごと小川に水没したり、鉄のくさびが「だるま落とし」に巻き込まれ現在未回収となっていたり、いろいろありました。
ありすぎました。
新しい問題が起こるたびに徒労感に襲われもしました。

毎回、重心が後ろにかかりチェーンソーが挟まれる

シラカバを倒木すべく、倒れるであろう方向に受け口を切り、追い口を切ってゆくたびに重心が追い口の方向にかかり、刃が挟まってしまうのが毎回。
それもこれも上の方の枝がカラマツに絡まったままなので、シラカバの幹が切り口で折れるようになり、重心が倒れる方向にかからないからなのです。

打ち込んだくさびと手斧も挟まってびくともしない

それでも苦悩の挙句、だんだん短くなってきたシラカバは、枝にも手が届くようになりそれを切り落とすことで、いらぬ支点の数を減らし、倒したい方向に重心がかかってきました。
そしてとうとう、幹全体が国有地の斜面に倒れたのです。

数度の「だるま落とし」の挙句倒れ込んだシラカバ

ここまで来たら一安心、と言いたいところですが油断は禁物。
足場の悪い斜面での玉切りと、玉の移動が大仕事として残っています。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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