ゴールデンウイークの美ヶ原

連休に娘一家が来ました。
山小舎に二泊しました。
今年は山を歩こうというので、美ケ原のハイキングコースへ出かけました。

美ヶ原は独特の景観を持つ2000メートル級の高原です。
江戸時代以来の牧草地、草刈りの場所として、木が生えないように管理してきたそうです。
今では、ビーナスラインの目的地の一つとしても有名です。
4月22日にビーナスラインの全線が開通したばかりです。

山小舎から大門峠に出て、ビーナスラインで霧ヶ峰経由美ヶ原へ。
上り坂が続きますが道路状況は良好で、交通量の多さも気になるほどではありませんでした。

道の駅や美術館のある場所にほど近い山本小屋の駐車場に車を止めます。
そこから歩いて2キロほどのコースを歩くのです。
目的地の王ヶ頭というところにはホテルがあるそうです。

雪の残る美ヶ原高原

当日は天気は良いのですが、風が強く体感温度が低い日でした。
それなりの装備は用意したのですが、首に風が入ると寒くてたまりません。
満車の駐車場から吐き出された観光客等はそれでも一心に目的地を目指して歩き始めます。

ハイキングコースを行く

孫二人は、帽子を飛ばされそうになったり、強風に歩行を妨げられたりしています。
30分ほど歩きましたが、心が折れそうになり、今日は撤退と決めます。
せめて風がもう少しなかったら・・・。

さえぎられることなく2000メートルの高原に風が吹き荒れる

360度広がる景観と、彼方の北アルプスの雪化粧など、美ケ原ならではの景色には癒されました。
インバウンドもほとんどいませんでした。
次回、夏休みにはリベンジしようと、車に戻り道の駅経由、下界へ下りました。

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

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