りんごバイト1週間

フジ収穫の季節です。
今年も立科町のリンゴ農家で摘み取りのアルバイトをしました。

リンゴ農家でのバイト
蓼科町から望む冬の浅間山

フジの収穫は11月中旬から1週間ちょっと。
雨以外で休みはありません。
山小舎おじさんは4連勤して1日休んだ後、3連勤しました。
定時は8時から17時。
9時に出勤して15時に上がりました。
通勤時間が45分ほどと長く、寒い朝と暗くなる夕方を避けたいためです。

この日は姫木が雪だった

メンバーは10人以上。
ほぼほぼ去年のメンバー通りですが、姫木から新たに1名参加したのと、例年参加の「先生」が中学時代のお友達を4,5人連れてきていました。

66歳になるという「先生」はリンゴ農家の娘の元担任です。
同学年だった主婦たちは県内の佐久地方から集まっています。
日焼け防止の装いも堂に入っており、脚立に登り重い籠を上げ下ろしする様子は安定しています。
都会の同年齢の女性に比してその”戦闘力”は圧倒的です。
日頃、家事だけではなく、畑仕事その他で体を動かしていたことが想像できます。

弁当を詰めて出発
10時と3時にはお茶がある

彼女らはよく働くだけではなく、楽しそうによくしゃべり、お互いの中が良いだけではなく、我々とも屈託なくコミュニケーションを取ってくれました。
都会の女性のように、無遠慮に自己アピールすることはないのですが、年齢に比して開き直ったふてぶてしさがなく、ふるまいにかわいらしさがあるのです。
日本の昔の女性を思い出しました。
また、地元の人たちと話す貴重な時間でもありました。

家族で行う選果場
贈答用のA品が並ぶ

お弁当の時間に農家の座敷で、彼女らとしゃべるのも楽しみでした。
また、農家の娘さんが地元の青年と婚約したとの報告があり、嬉いニュースでした。
青年は土曜日に手伝いに来て一緒にお茶を飲み、皆からの質問に答えていました。

バイトのお礼貰ったお土産用B品

無事勤めが終って、お土産のフジB級品をもらいました。
その量が前年の半分以下だったのが残念でした。

町内の津金時の晩秋風景

投稿者: 定年おじさん

1956年北海道生まれ。2017年に会社を退職。縁あって、長野の山小屋で単身暮らしを開始。畑作り、薪割り、保存食づくり、山小屋のメンテナンスが日課。田舎暮らしの中で、60歳代の生きがい、生計、家族関係などの問題について考える。60歳代になって人生に新しい地平は広がるのか?ご同輩世代、若い世代の参加(ご意見、ご考察のコメント)を待つ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です